こりゃいいね! トヨタタフ顔「SR5」 イカした5速MTピックアップがスゴい!
2021年6月中旬に米国・ラスベガスで開催された「バレット ジャクソン オークション」にて、1983年式のSR5が出品され、1万4850米ドル(約164万円/手数料含む)で落札されました。SR5とは、どのようなクルマなのでしょうか。
38年前のトヨタ「SR5」がカッコイイ!
日本でピックアップトラックといえば、トヨタ「ハイラックス」が2021年現在で唯一新車購入できるモデルです。
しかし、海外ではさまざまなメーカーがピックアップトラックを展開しており、トヨタは「タンドラ」「タコマ」などが北米を中心に支持されています。
そうしたなかで、かつてトヨタには「SR5」というピックアップトラックが存在しました。
2021年6月17日から19日にかけて、米国・ラスベガスで世界最大級のカーオークションとなる「バレット ジャクソン オークション」が開催。1983年式のSR5が出品され、1万4850米ドル(約164万円/手数料含む)で落札されました。
このSR5は、米国・アリゾナ州で使用されていたピックアップトラックで、最近になってフルレストアされたモデルです。
外装は、ホワイトに再塗装され、純正のストライプも新たに貼り付けられています。
足元には、純正ホイールをパウダーコートしたものに、グッドイヤー製タイヤを装着することで存在感ある印象を与えました。
内装は、SR5専用バケットシート、カーペット、ダッシュボードのフェイクウッドアクセント、レトロサウンドラジオ、トリムやスイッチ類などが変更されています。
また、このSR5には、当時あまり見られないオプションだった純正エアコンと純正パワーステアリングが装備されています。
エンジンは、2.4リッター直列4気筒エンジン(22R型)に5速MTを組み合わせて最高出力約115馬力を発揮。
今回、出品されたSR5ではフロントとリアのメインシールを交換したほか、オイルパンガスケット、タイミングチェーン、イグニッションコンポーネント、ラジエーター、オルタネーター、クーラントホース、パワーステアリングホース、フルード、オプティマレッドトップバッテリーなどを交換しています。
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2021年現在で製造から38年経っているSR5ですが、フルレストアされたことで新車のような輝きを取り戻しています。
なお、SR5という名称は、前述のタンドラやタコマのグレードとして現在でも使用されています。
この頃のハイラックスが一番かっこいい、武骨な感じでタフだし4ドアでロールバー付とか忘れられない名車ですね。