メルセデス・ベンツ新型「Cクラス」 6月29日に日本上陸! 5代目はどう変わった?

PHEVは従来モデルの2倍のEV走行距離を実現

 外観は、短いフロントオーバーハング、ロングホイールベース、リアオーバーハングの組み合わせで、ダイナミックなプロポーションになっています。パワードームを備えたボンネットはスポーティさを演出しています。

 室内は、ダッシュボードが上部と下部に分割されたデザインを採用。エアコン吹出口は航空機のエンジンを連想させるものになり、センターコンソールからダッシュボードにかけて翼のようなデザインが採用され、より幅広い印象になっています。またダッシュボードとセンターディスプレイは、ドライバーに向かって6度傾いています。

 メーターには高解像度のLCDスクリーンを採用。10.25インチまたは12.3インチから選択が可能です。

メルセデス・ベンツ新型「Cクラスセダン」のインパネ(欧州仕様)
メルセデス・ベンツ新型「Cクラスセダン」のインパネ(欧州仕様)

 センターディスプレイは縦型モニターを採用。11.9インチの大型ディスプレイも選択できます。2021年1月に日本に上陸した新型「Sクラス」と同様に、新型Cクラスには第2世代の最新MBUXを採用。ハードウェアとソフトウェアの両方が大きく進歩しています。

※ ※ ※

 現在(2021年6月22日)の段階で、日本に入ってくるグレードや価格など詳細は明らかになっていませんが、新型Cクラスのガソリン/ディーゼルエンジンともに全モデルで48Vマイルドハイブリッドシステムを採用、全車電動化を果たしているのが特徴です。

 欧州でのグレードは、ガソリンモデルが170hp・250Nmの1.5リッターターボエンジン搭載の「C180」、204hp・300Nmの1.5リッターターボエンジン搭載の「C200」「C200 4MATIC」、258hp・400Nmの2リッターターボエンジン搭載の「C300」「C300 4MATIC」。ディーゼルモデルが200hp・440Nmの2リッターディーゼルターボエンジン搭載の「C220d」、265hp・550Nmの2リッターディーゼルターボエンジン搭載の「C300d」が用意されます。
 
 これらすべてのモデルには20hp・200Nmを発生するスタータージェネレーター「ISG」が組み合わされています。トランスミッションはすべて9Gトロニック(9速AT)が組み合わされます。

 またこちらも現時点では日本で発表されるかわかりませんが、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルにも注目です。

メルセデス・ベンツ新型「Cクラス ステーションワゴン」
メルセデス・ベンツ新型「Cクラス ステーションワゴン」

 EV走行可能距離は、WLTCモードで約100kmと従来モデルのおよそ2倍となり、このクラスでの新たなベンチマークになります。これは高電圧の25.4kWhバッテリーを搭載したことによるものですが、荷室下に収まるフラットな形状のおかげで、従来型CクラスPHEVよりも荷室容量が広がっているそうです。

 この新型CクラスPHEVは欧州ではガソリンとディーゼルモデルが用意され、エンジン最高出力は147kW(200hp)・最大トルクは320Nmを発生。組み合わされるモーターは95kW(130hp)・440Nmとなり、トランスミッションは9Gトロニック(9速AT)と組み合わされます。

 新型Cクラスの日本登場まであと1週間。注目が集まります。

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