「世界一タフです」日産新型ゴツ4WD「ナバラ PRO-4X ウォーリアー」のタフ顔が強すぎる! 豪で登場秒読み

日産のオーストラリア法人が現地の独自仕様として投入する日産新型「ナバラ PRO-4X ウォーリアー by プレムカー」は、どんなピックアップトラックなのでしょうか。

ベース車の良さを生かしつつ「世界一タフ」な仕様へアップデート

 日産のオーストラリア法人(以下、オーストラリア日産)は、ピックアップトラック「ナバラ」の現地における最上級仕様「ナバラ PRO-4X ウォーリアー by プレムカー」(以下、ナバラ PRO-4X ウォーリアー)の開発テストがほぼ完了したことを2021年6月17日に発表しました。

「世界でもっとも優れた性能を持ち、かつもっともタフなナバラを開発した」と開発チームは説明しますが、いったいどんなクルマが誕生するのでしょうか。

日産「ナバラ PRO-4X ウォーリアー by プレムカー」
日産「ナバラ PRO-4X ウォーリアー by プレムカー」

 ナバラは、日本では販売されないものの、姉妹車の「フロンティア」とともに日産がグローバルで販売しているピックアップトラックです。

 そしてオーストラリアでテストが重ねられているナバラ PRO-4X ウォーリアーは、オーストラリア・ビクトリア州に拠点を置く自動車エンジニアリング企業のプレムカーが手掛けました。

 外観は、専用デザインのフロントバンパーやサイドのデカールが特徴的なほか、新たに装着される赤いスキッドプレートが迫力あるフロントフェイスを演出。

 また、Apple CarPlay・Android Autoに対応した8インチタッチディスプレイやレザーが配されたインテリア、衝突被害軽減ブレーキなど、ベース車の「ナバラ PRO-4X」に採用される快適装備・安全装備はそのまま装備されるのもポイントです。

 プレムカーでエンジニアリング・ディレクターを務めるバーニー・クイン氏は次のようにコメントします。

「私たちは、日産がナバラ PRO-4Xに施した改良ポイントをすべて取り入れ、そこに社内エンジニアリングの専門知識を重ね合わせてアップデートすることで、世界でもっとも優れた性能を持ち、かつもっともタフなナバラを作り上げました。

 ナバラ PRO-4X ウォーリアーは見た目だけでなく、中身も本物です。

 オーストラリアは広大で、かつ非常に特徴的な土地ですから、ナバラ PRO-4X ウォーリアーの広範なエンジニアリングとテストプログラムは、オーストラリアのドライバーが求めるあらゆる要件を満たすように設計されています。

 そのテストがほぼ完了したということは、ナバラ PRO-4X ウォーリアーが間もなく登場することを意味します」

※ ※ ※

 ベース車のナバラ PRO-4Xは、ボディサイズが全長5311mm×全幅1875mm×全高1855mmです。

 エンジンは、最高出力190馬力・最大トルク450Nmを発揮する2.3リッターディーゼルツインターボを搭載し、駆動方式は全車4WD。トランスミッションは7速ATと6速MTのいずれかが組み合わされます。

 車両価格はAT仕様が6万1290豪ドル(日本円換算で約509万円)、MT仕様が5万9790豪ドル(約497万円)です。

「間もなく登場する」と予告されているナバラ PRO-4X ウォーリアーがどんな仕様で登場するのか、注目されます。

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