もはや本物以上!? 自動車メーカーが手がけた本気のレプリカ車5選

ボンドカーや幻のランボもレプリカがあった?

●アストンマーティン「DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション」

数々の秘密兵器まで詳細に再現された「DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション」

 映画「007」シリーズは、昭和の時代から日本でも人気がありますが、なかでも劇中に登場するクルマ「ボンドカー」が大いに話題となりました。

 ボンドカーは当時の最新モデルに数多くの秘密兵器を搭載し、有名な例としてトヨタ「2000GT」(ジェームズ・ボンドは運転していない)や、ロータス「エスプリ」がありますが、近年の作品にもたびたび登場するのがアストンマーティン「DB5」です。

 DB5は1964年に公開された映画「007ゴールドフィンガー」のボンドカーとして有名になり、スポーツカーの理想像として現在もクラシックカーのなかでも高い人気を誇っています。

 このDB5が2020年に、「DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション」の名で25台限定の復刻モデルとして生産されました。

 DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーションは単にDB5を再現しただけでなく、ボンドカーの装備も搭載。

 フロントのマシンガン(ダミー)に回転して切り替わるナンバープレート、リアにポップアップする防弾パネル、シート射出用のスイッチなど、当時のボンドカーの装備を忠実に再現しています。

 なお、価格は275万ポンド(邦貨換算約3億8000万円)で販売されましたが、残念ながら公道走行は許されず、あくまでもコレクション用でした。

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●ランボルギーニ「ミウラ SVR」

美しく野蛮なスタイルが素晴らしいイオタレプリカの「ミウラ SVR」

 1970年代の日本において、小中学生を中心としてスーパーカーブームが起こりました。とくに当時人気があったスーパーカーはランボルギーニ「カウンタック」とフェラーリ「365GT4BB」でしたが、この2台に負けず劣らず人気だったのがランボルギーニ「ミウラ」です。

 ミウラはカウンタックの前身となったモデルで、1966年に誕生。リアミッドシップにV型12気筒エンジンを横置きに搭載し、地を這うように低く美しいボディが多くの少年を魅了しました。

 さらに、このミウラをベースに1971年にレース仕様に仕立てられたプロトタイプカーが「イオタ」で、これもスーパーカーブームの頃に人気となりますが、実はブームの頃にはすでに事故で廃車となっており、当時の写真に写っていた個体の多くは、ランボルギーニが顧客のリクエストでイオタに似せてつくったレプリカ車です。

 数台が生産されたイオタのレプリカ車は仕様によって分けられ「ミウラ SVJ」と「SVR」が存在。このSVRのうちの1台はスーパーカーブームの頃から日本人がオーナーで、2018年にランボルギーニの本社で完全にレストアされて日本でお披露目されました。

 フロントのチンスポイラーと固定式に変更されたヘッドライト、大きく張り出したリアフェンダーにルーフ後端に取り付けられたウイングなど、まさしく昭和の少年を夢中にさせたイオタそのものです。

 なお、765台つくられたミウラのオークションでの相場は現在1億円以上ですが、もしSVRが出品されたらいくらになるのか想像もできません。

※ ※ ※

 市販のレプリカ車で多く見かけるのがポルシェ「356」とAC「コブラ」ではないでしょうか。

 356はフォルクスワーゲン「タイプ1(ビートル)」をベースにつくられ、かつては比較的安価で人気があり、現在は価格が高騰していますが日本でも中古車が入手可能です。

 コブラは鋼管フレームにFRPやアルミ製ボディをかぶせ、フォードやシボレーのV8エンジンを搭載する手法で、仕上がりは玉石混交ですがレプリカが多数存在します。

 さらにコブラは開発したシェルビー公認の復刻モデルが現在もつくられており、日本でも新車が1000万円強から入手できます。

 レプリカ車のなかでも比較的高額ですが本物は数億円といわれているため、コブラを思いっきり走らせるにはレプリカ車がうってつけではないでしょうか。

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