トヨタ5m級ミニバン「シエナ」を15台も提供!? ハイランダーなどSUVも含みLAのコロナ活動を支援!
トヨタの米国ロサンゼルス部門は、市全域での新型コロナウイルスのワクチン輸送を支援する一環として、20台の車両の提供を発表しました。
トヨタ「シエナ」や「ハイランダー」をLA地域に提供へ
2021年6月7日、トヨタの米国ロサンゼルス部門はロサンゼルス市およびロサンゼルス消防局(LAFD)と協力して、市全域での新型コロナウイルスワクチン接種の活動を支援しています。
今回、支援の一環として十分なサービスを受けていないコミュニティへのワクチン輸送を支援するために20台の車両の提供を発表しました。
今回、LAFDに対して「シエナ(ハイブリッド車)」を15台、「ヴェンザ」を2台、「RAV4(ハイブリッド車)」を1台、「ハイランダー(ハイブリッド車)を1台などの車両が提供されます。
ロサンゼルス市とLAFDは、住民へのワクチン接種の継続的な取り組みの一環として、市内の移動式新型コロナウイルスワクチンクリニック、レクリエーションセンター、在宅訪問者へのワクチンの輸送と投与にこれらの車両を使用する予定です。
提供される内の1台となるシエナは、今後予想される山火事用の人員、設備、資源を輸送するなど、パンデミック活動以外にも多用途で使われることから、LAFDに恒久的に寄付されます。
シエナは、6:4分割可倒式の後部座席やパワーリアゲートなどの便利な機能により、ワクチンや機器の積み降ろしに役立つほか、トヨタのハイブリッド車は低燃費なために、給油回数がガソリン車よりも減ることから効率的な輸送がおこなえると見られます。
トヨタのロサンゼルス地域・ゼネラルマネージャーのショーン・ドメラッキ氏は、次のように話しています。
「トヨタは、製造するクルマだけでなく、コミュニティでサポートするパートナーを通じて、すべての人のモビリティとアクセシビリティを向上させることに取り組んでいます。
COVID-19(新型コロナウイルス)との闘いにおいて、地域全体でワクチンクリニックを動員する消防署の継続的な取り組みは非常に重要であり、トヨタは第一線で働く人々に信頼性の高い低燃費の交通手段を提供することで支援できることを誇りに思います」
また、LAFDのラルフ・テラザス局長は、次のように述べています。
「トヨタはLAFDの大切なパートナーであり、彼らの車両は、とくにこの世界的な健康危機のなかで、ロサンゼルス中のコミュニティの住民にサービスを提供する活動に役立っています。
これらの車両は、サービスが行き届いていない地域のより多くの住民に手を差し伸べ、最も脆弱な人々へのワクチン接種を継続できるよう、大きく貢献してくれるでしょう」
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ロサンゼルスではこれまでに120万回以上の予防接種がおこなわれており、今後も新型コロナウイルスの検査や予防接種をすべての人に提供できるよう、精力的に活動しています。
一方で、トヨタはパンデミックと闘うコミュニティを継続的に支援しており、2020年以降では、地方、地域、国レベルで数百万ドルの助成金や現物支給をおこなっています。
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