トヨタ成長の起爆剤!? 斬新デザインの新型「アイゴX」いつ発売? 中欧で生産予告「新Aセグ車」の正体は
トヨタの欧州法人はトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・チェコ(TMMCZ)で、Aセグメントの新型車を生産する計画を発表しました。いったいどんなモデルなのでしょうか。
“スパイシー”なトヨタ新型車 チェコの工場で生産開始か?
トヨタの欧州法人は、チェコ中部コリーンにあるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・チェコ(TMMCZ)で、Aセグメントの新型車を生産する計画を発表しました。
欧州市場における販売台数を「2025年までに150万台へ拡大する計画」をトヨタの欧州法人は掲げられていますが、拡大戦略に影響する1台といえる新型車は、どんなモデルなのでしょうか。
今回、生産計画が発表された新型車は、すでにTMMCZで生産している「ヤリス」と同様に、TNGAプラットフォーム「GA-B」を採用したモデルとなります。
またAセグメントの新型車は、開発から生産まで含めて「すべての意味で欧州車」と呼べるモデルになるとトヨタの欧州法人は説明。
エグゼクティブ・バイス・プレジデントを務めるマービン・クック氏は、「このAセグメントの新型車が、トヨタの欧州での成長に大きく貢献することを確信しています」と説明しています。
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トヨタは2021年6月現在、欧州で「アイゴ」というAセグメントモデルを展開していますが、この次世代モデルを示唆するコンセプトモデルとして2021年3月17日に「アイゴXプロローグ」が公開されています。
クロスオーバーテイストが取り入れられたアイゴXプロローグのデザインは、トヨタの欧州デザイン拠点であるEDスクエア(ED2)が担当。斬新かつアクティブな雰囲気に仕立てられています。
ルーフラインにクサビのモチーフを取り入れたほか、ボディカラーには唐辛子からインスパイアされた「スパークリングチリレッド」を採用。
“スパイシーさ”を表現する手法として、ブルーメタリックフレークが塗料に混ぜられており、まばゆい輝きを放つレッドを実現しています。
ドアミラーに内蔵されるアクションカメラや、リアのスキッドプレート部に備わる自転車固定用のホルダーなど、コンセプトモデルらしい提案も盛り込まれているものの、アイゴXプロローグを元にした市販モデルが、今後TMMCZで生産されると予想されます。
トヨタの欧州法人は、Aセグメントの新型車の車種名、発売時期、生産計画台数について、後日アナウンスするとしています。
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