現行発売10年超! トヨタ「ランクルプラド」は改良受けどう進化? 2度のマイチェンの変更点とは
トヨタが2021年6月1日にランドクルーザープラドの一部改良と特別仕様車の設定を発表。販売期間が10年を超える現行モデルのランドクルーザープラドですが、いったいどんな点が改良されたのでしょうか。
トヨタ「ランドクルーザープラド」が一部改良
トヨタは2021年6月1日にランドクルーザープラドを一部改良して発売しました。また、同日に特別仕様車も発売しています。ランドクルーザープラドは、どんな改良を受けたのでしょうか。
現行モデルのランドクルーザープラドは2009年に登場。
ランドクルーザーシリーズがこれまで実現してきた過酷な使用条件下における走破性・信頼性などの高い基本性能を継承しながら、オフロード・オンロードでの快適な走行性能を進化させました。
さらに直前側方死角の確認が可能で、助手席側フロントフェンダーの補助ミラーを不要になる世界初の「マルチテレインモニター」を設定するなど、数多くの新たな魅力を備える本格4WD車です。
その後、2013年と2017年にマイナーチェンジを受け、フロントフェイスに関して2013年にはフロントグリルの大型化やフロントバンパーの意匠変更、2017年には大型フロントグリルとヘッドランプを一括りにするデザインへの変更がおこなわれています。
マイナーチェンジ以外では、2015年の一部改良でガソリン仕様に加えディーゼル仕様が登場しているのが大きな変化のひとつです。
そんななか、今回おこなわれた一部改良では、「インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]」を標準装備としました。また、19インチアルミホイールの意匠が変更されています。
一部改良後のランドクルーザープラドの車両価格(消費税込、以下同様)は、366万6000円から554万3000円です。
そして、ランドクルーザープラド 特別仕様車は、ガソリン仕様とディーゼル仕様、また5人乗り仕様・7人乗り仕様が選択できる「TX」グレードをベースに、「Lパッケージ」の装備を採用。
さらに、ブラックを基調としたフロントグリル、ヘッドランプガーニッシュ、18インチアルミホイール、そして高級感を高める専用色サドルタンの本革シート表皮や本革センタークラスターサイドニーパッドといった特別装備が与えられています。
また、専用サイドエンブレムやフロアマット(販売店装着オプション)も装備されました。
ランドクルーザープラド 特別仕様車の車両価格は429万円から511万8000円です。
それではここでクイズです。
今回登場した特別仕様車は、ランドクルーザーシリーズの誕生●●周年を記念して誕生したモデルです。●●に入る数字は、次のうちどれでしょうか。
【1】50周年
【2】60周年
【3】70周年
【4】80周年
※ ※ ※
正解は【3】の70周年です。
ランドクルーザーは1951年に登場した「BJ型」をルーツに持つモデルで、1954年に「ランドクルーザー」へ改名されました。
2021年現在、国内では200系と呼ばれるランドクルーザーと、今回一部改良を受けた150系と呼ばれるランドクルーザープラドが販売されています。
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