レクサスが「LC コンバーチブル」を冷凍保存!? 品質と職人技の高さを証明する過酷なテストを実施

レクサスは2021年5月28日、「LCコンバーチブル」を12時間冷凍保存し、車両のシステムやインテリジェントな空調システム「クライメイト・コンシェルジュ」の品質を試すための厳しいテストをおこなったと発表した。

-18度に設定しソフトトップを下げた状態でのテスト

 レクサスは、世界中で高い評価と国際的な賞を受賞している「LCコンバーチブル」を12時間冷凍保存し、車両のシステムやインテリジェントな空調システム「クライメイト・コンシェルジュ」の品質を試す厳しいテストを実施した。

12時間冷凍保存されたレクサス「LCコンバーチブル」
12時間冷凍保存されたレクサス「LCコンバーチブル」

 この氷点下でのテストは、4層構造のソフトトップを収納した状態でおこなわれた。その後、プロのスタントドライバーがハンドルを握り、英国でもっとも過酷なテストコースをハイパワーで走行するというプログラムだ。

 同テストは、レクサスの品質とクラフツマンシップが過酷な環境に耐えうるものであること、とくにインテリジェントなクライメート・コンシェルジュ・システムがどのような状況下でも快適なキャビンを提供することができることを、カスタマーに示すことが目的だという。

 テスト会場となったのは、ベッドフォードシャーにあるミルブルック試験場の大型気候室である。468平方メートルの広さは、2階建てバス2台が入るほどの大きさで、温度は85度からマイナス60度、相対湿度は98%まで保つことが可能。同実験場は、防衛機器やあらゆる種類の道路交通車両の耐久性をテストするために、定期的に使用されている。

 今回のLCコンバーチブルにおけるテストでは、ゴムが凍るほどの寒さであるマイナス18度に設定された。これは標準的な霜取りテストで設定されるレベルの温度である。さらに、それらの過酷な状況に加え、これまでのミルブルックでのテストとは異なり、LCコンバーチブルはルーフを収納した状態で、半日をチャンバー内で過ごすことになる。また、車体全体に氷のシートが形成されるよう、事前に水をスプレーで吹き付けた状態での実験となった。

 今回の試験を監督したミルブルックの車両コンポーネント研究所シニアエンジニア、グレッグ・フレミング氏は、実験の前に次のようにコメントしている。

「外装の表面は非常に冷たい状態で収縮するので、メーカーは自動車が部品にダメージを与えることなく耐えられ、なおかつエンジンをかけて動き出すことができることを保証する必要があります。ルーフを下ろした状態では、インテリア コンポーネントは非常にストレスの多い状態になり、誰もが快適に過ごせる場所ではありません。エアコン システム、シートヒーター、ステアリング ホイールが正常に機能することを願っています」

 同テストで極端な条件に対処しなければならなかったのは、LCコンバーチブルだけではない。撮影クルーも予防策を講じる必要があり、「バディ」システムを運用し、チームメンバーがチャンバー内での作業によって悪影響を受け始めた場合には、即座に対応できるよう、十分な対策が取られた。

 LCコンバーチブルがチャンバー内に設置されると、強力なガス・コンディショニング・システムによって必要な温度まで下がるのに約1時間を要し、その後、クルマはそのまま一晩放置されたという。

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コメント

1件のコメント

  1. なんで-18度なんだ。 車両の低温試験やヒートショックテストは-30度以下だろうに。
    もっとも今夏環境下でオープンにする人もいないだろうからと言うならマイナス18度もそうだと思うけど。
    トヨタの素晴らしいところは、自社規格に合格しても意地悪テストを行い、破壊モードで破壊してユーザーが納得のいく壊れ方を見ている点。
    その意味では-30度以下の鼻毛も凍る環境下でうっかり開けちまったユーザーの為に破壊試験をすることだね。
    当然やっているだろう。
    これは単なる素人向けのデモンストレーション。
    ゴムが凍結する温度ってのがわざとらしい。
    まあ、マスクがサイバートラックのデモで鋼鉄の玉を防弾ガラスにぶつけた程度のこと。