ランボルギーニ「シアン」日本1号車が納車! ディーラーマンが語る納車が遅れた理由とは

ランボルギーニ大阪は2021年5月24日、アウトモビリ・ランボルギーニ初のハイブリッド・スーパースポーツカー「Sian(シアン) FKP 37」の日本1号車の納車をおこなったと発表した。

日本への直行航空便で約9700kmもの距離を移動してきた1台

 ランボルギーニ大阪は、アウトモビリ・ランボルギーニ初のハイブリッド・スーパースポーツカー「Sian(シアン) FKP 37」の日本1号車の納車をおこなったと、2021年5月24日に発表した。

アウトモビリ・ランボルギーニ初のハイブリッド・スーパースポーツカー「Sian(シアン) FKP 37」
アウトモビリ・ランボルギーニ初のハイブリッド・スーパースポーツカー「Sian(シアン) FKP 37」

 記念すべき日本1号車は、オーナーの希望する1台を実現させるために、同社の専属スタッフとオーナーが何度も打ち合わせを重ね、ついに製造・組み立てがおこなわれた。日本への直行航空便で約9700kmもの距離を移動してきたという。

 日本に到着後は、ランボルギーニ大阪・神戸サービスセンターで、同社のトレーニングを受けた認定テクニシャンによる厳密なチェックを経て、オーナーへ納車された。

 納車後、ランボルギーニ大阪ゼネラルマネージャー 金子圭介氏は、次のようにコメントしている。

「2019年の発表から、2年半の時間をかけて、ようやくオーナー様へお届けすることができ、スタッフ一同心より安堵しております。この2年半の間、COVID-19によるイタリア、アウトモビリ・ランボルギーニ社の長期間に渡るロックダウンや、日本国内においても余談を許さない状況が続き、納車に多くの時間を要することとなりました。

 日本に到着し、木箱のなかからクルマが現れた瞬間は、まさしく感無量のひとことに尽きました。オーナー様が、このシアン FKP 37をいつでも、安心してお楽しみいただけるよう、より一層精進してまいります」

 シアンFKP 37は、ハイブリッド化のために、世界で初めてスーパーキャパシタが採用されたモデルであり、新しいマテリアルテクノロジーと卓越したランボルギーニの性能など、独自のハイブリッド技術を提供。さらにはランボルギーニ初のEV化モデルであり、先進的なハイブリッド技術も搭載されている。

 なお、シアンの名前はランボルギーニ本社があるボローニャの方言で、「稲妻の閃光」を意味するという。

 エンジンと電力を組み合わせた819hpの出力を誇るシアンFKP 37は、V12ランボルギーニのなかで史上最小のパワーウェイトレシオを実現するモデルである。専用のピレリ Pゼロタイヤが採用され、0-100km/h加速は2.8秒以内、最高速度は350km/h以上が実現されている。

 なお、同モデルはチェントロスティーレとアドペルソナムにより各オーナーが個別にカスタマイズし、限定63台すべてが完売済みである。

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Writer: VAGUE編集部

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