マンソリーがフェラーリ「ポルトフィーノ」をチューニング! 「M」より過激で速いコンプリートカーの魅力とは

フェラーリ「ポルトフィーノM」が登場したばかりだが、先代モデルとなる「ポルトフィーノ」をマンソリーがチューニング&カスタマイズ。ポルトフィーノMを上回るマンソリーマジックとは。

「ポルトフィーノ」に「M」より上回るチューニングを施すマンソリー

 フェラーリが2+2GTの「ポルトフィーノ」を、新たに「ポルトフィーノM」へとマイナーチェンジしたことは、すでにVAGUEでは試乗インプレッションを含めて報告したとおりだ。

 フェラーリのMモデルが、進化という意味では常にカスタマーを驚かせ、感動させる存在であることは、ポルトフィーノMでも見事に証明されたわけだが、ドイツのチューニングメーカー「マンソリー」は、おそらくはこれから中古車として市場に多く流通してくるだろう、前作のポルトフィーノの存在を見逃さなかった。

 つまり、ポルトフィーノをチューニングすることで、ポルトフィーノMを超えるGTを生み出そうというのが、マンソリーのプランなのである。

●0−100km/h加速は3秒ジャスト!

「ポルトフィーノM」を超えるマンソリーの「ポルトフィーノ」
「ポルトフィーノM」を超えるマンソリーの「ポルトフィーノ」

 マンソリーによるポルトフィーノのチューニングのメニューは、おもにエアロダイナミクスを向上させるためのアディショナルパーツの開発と、パワーユニットの強化にあった。

 フロントとリアのエプロン、サイドスカート、サイドフラップ、リアスポイラー、ボンネットやサイドウイングなどは、すべてマンソリーのオリジナルで、それらは軽量なカーボン素材によって成型されている。

 キャビンのスイッチから簡単にオープン&クローズの操作が可能なルーフもカーボン製にモディファイされているが、機能はとくに変わるところはないようだ。

 前後のホイールは、先にマンソリーが発表していた「F8XX」でデビューを飾った「YT.5ホイール」をセット。フロントに21インチ、リアに22インチ径を採用。マンソリーによれば、このホイールは今後すべてのフェラーリに装着が可能になるようサイズラインナップが整えられるということだ。

 フロントに搭載されるエンジンは、もちろん3.9リッターV型8気筒ツインターボだ。

 4年連続でインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを獲得した高性能なエンジンだが、フェラーリはポルトフィーノMをリリースするに当たって、最高出力を600psから620psにパワーアップ。さらに新設計の8速DCTとの組み合わせで、より魅力的な存在へと進化させている。

 一方のマンソリーは、独自のチューニングによりV8エンジンの最高出力と最大トルクを720ps & 890Nmにまで向上させた。ミッションは7速DCTのままだが、0−100km/h加速は3秒ジャストにまで短縮されている。このタイムは、ポルトフィーノMの3.45秒を軽く凌駕する数値である。

 インテリアのフィニッシュも、マンソリーの作らしく豪華なものだ。繊細で柔らかいブラックレザーを使用し、ほぼすべてのステッチとコントロールボタンは、車体色に合せてイエローに変更。

 スポーツレザーステアリングホイール、イエローエッジのフロアマット、刺繍によるマンソリーのロゴも、コックピットの要所で確認できる。センターコンソールにあるデュアルクラッチ・ギアボックスの3つのスイッチは、緑、白、赤と、イタリア国旗の色に塗り分けられ、ここでも細かい配慮が見られる。

 ポルトフィーノのカスタマーは、ポルトフィーノMヘの乗り換えとは別に、現在の愛車をマンソリーでチューニングするというのも、ひとつの選択肢といえそうだ。

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