スバル新型「レヴォーグ」が日本で一番安全なクルマに! スバルが高度な安全性を追求する狙いとは
2020年に2代目へとフルモデルチェンジしたスバル「レヴォーグ」が、JNCAPにおいて最高得点を獲得し、「自動車安全性能 2020 ファイブスター大賞」を受賞しました。スバルが追求する安全なクルマ作りとは、一体どのようなものなのでしょうか。
新型レヴォーグが「自動車安全性能 2020 ファイブスター大賞」受賞
国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)が実施した、クルマの安全性能を比評価する自動車アセスメント(JNCAP)において、スバル「レヴォーグ」が2020年度の衝突安全性能と予防安全性能の総合評価で最高得点となる186.9点を獲得し「自動車安全性能 2020 ファイブスター大賞」を受賞しました。
具体的には、衝突総合得点は96.9点(100点満点)、予防総合得点は満点の82点、事故自動通報システムも満点の8点、総合で186.9点(190点満点)という極めて高い点数を獲得しています。
レヴォーグは、「より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に」というグランドツーリングのDNAを継承。そのうえで、スバルの最新技術を結集し、「先進安全」「スポーティ」「ワゴン価値」のみっつの価値を革新的に進化させたパフォーマンスワゴンです。
初代モデルは2014年に登場。前身の「レガシィツーリングワゴン」が北米市場のニーズに対応するために大型化したことから、レヴォーグは日本の環境にマッチしたスポーツワゴンとして誕生しました。
その後2020年に2代目へと進化し、走行性能のみならず安全性能が大きく向上。「0次安全」「走行安全」「衝突安全」「予防安全」に加え、「つながる安全」が加わりました。
「0次安全」では、直接視界の良さ、死角を補助する高精細なフロント・サイド・リアの「デジタルマルチビューモニター」、後席の乗員がいても走行中の後方視界を確保する「スマートリアビューミラー」。
さらに、情報を瞬時に伝え直感的に操作できるデジタルコクピット、ヘッドライトを緻密にコントロールし、対向車両が眩しくなることがなくハイビームで夜間の視界を確保する「アレイ式アダプティブドライビングビーム」、骨盤をしっかり支え背筋を伸ばすことでロングドライブでも疲れにくいシートなどを採用。
「衝突安全」では、スバルグローバルプラットフォーム×フルインナーフレーム構造を採用。従来モデルに対し、ボディ構造の最適化と高張力鋼板の適切な配置により、質量増を抑えながら、前面・側面・後面すべての衝突安全性能を大幅に向上させました。
またデュアルSRSエアバッグをはじめ、側面衝突時に備えるSRSサイドエアバッグ+SRSカーテンエアバッグや、前面衝突時に下肢へのダメージを軽減する運転席SRSニーエアバッグ、さらにシートベルトによる拘束保護性能を高める助手席SRSシートクッションエアバッグを採用しています。
そして、歩行者保護エアバッグを全車標準装備し、バンパー内部の圧力センサーにより歩行者との衝突事故を検知し、瞬時にフロントガラスとAピラーの下端をエアバッグで覆うことで歩行者の頭部へのダメージ軽減を図ります。
日本では、クルマと歩行者・自転車の事故が多く、とくに歩行者がフロントガラスに頭部をぶつけて死亡する事故が多く発生。
そのためスバルでは、2016年に発売された「インプレッサ」から歩行者保護エアバッグを順次搭載していますが、この歩行者保護エアバッグを導入している国内メーカーはスバルだけ、世界でもボルボなど少数のメーカーしか搭載していないといいます。
「予防安全」では、視野を大幅に広げた新開発のステレオカメラに加えて、前後4つのレーダーを組み合わせることで360度センシングを実現した新世代アイサイトを全車標準装備。
ソフトウェアの性能向上や電動ブレーキブースターの採用などとあわせて、交差点の右左折時や見通しの悪い場所での出会い頭など、より幅広いシーンで衝突回避のサポートをおこないます。
また万一、交通事故やトラブルが発生した際に確かな安心でサポートするコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」を、新型レヴォーグにスバル国内初採用。24時間365日、クルマとスバルがつながることでさらなる安心を提供します。
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