「WRX覆面パトカー」以上の「最強取締り機」登場!警察庁に納入されたヘリとは
約60年続くベル社との取り組み、陸上自衛隊や民間に数多くの機体を納入
412EPXの開発より以前からスバルはベル社とヘリコプターを作っています。
1960年6月、ベル社と技術援助契約を結び多用途ヘリコプター「HU-1B」の生産を防衛庁(当時)から受注し、スバル社とベル社の関係は始まりました。
1964年にはHU-1Bの民間型として富士ベル式「204B」の生産も開始し、販売していました。
スバルはこれまで、最初のHU-1Bや204Bから現代の「AH-64D」まで、今までに500機以上のヘリコプターを製造しています。
412EPXの開発に携わった新多用途ヘリコプター事業管理室長の橋本勝久氏は、次のようにコメントしています。
「SUBARU BELL 412EPXは自衛隊や警察、海上保安庁、消防などで使用するヘリコプターということで災害派遣や警備偵察などの第一線で国民の命と財産を守る機体です。
そこに自分のキャリアとしてかかわれることに誇りと使命感を持って、絶対に成功させたいと考えています」
※ ※ ※
過去には、ヘリコプターとパトカーの空陸一体のタッグにより、あおり運転などの交通違反の摘発をおこなっていました。
今回、納入された412EPXがどのような用途なのかは公開されていませんが、WRX S4と412EPXよるスバルタッグの取り締まりが見られる可能性もあるかもしれません。
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