トヨタ「ヤリス」にタクシー仕様が実在!? コスタリカの5人乗り「ヤリスタクシー」の正体とは

コスタリカにおけるトヨタ車のラインナップのなかに、「ヤリスタクシー」が存在します。日本では知られていないタクシー仕様のヤリスの正体は、いったいどのようなものなのでしょうか。

「ヤリスタクシー」はどんなタクシー?

「ヤリス」は日本でも人気の高いトヨタの小型車で、2020年の国内登録車販売台数ランキングでは首位を記録。2021年5月現在、日本ではヤリスシリーズとしてコンパクトカーのヤリス、小型SUVの「ヤリスクロス」、ホットハッチの「GRヤリス」が存在しますが、タクシー仕様の設定はありません。

 一方、海外にはタクシー仕様の「ヤリス」が存在するというのですが、いったいどんなモデルなのでしょうか。

コスタリカで販売されるトヨタ「ヤリスタクシー」
コスタリカで販売されるトヨタ「ヤリスタクシー」

 日本で販売されるヤリスは、2019年10月に世界初公開されたモデルで、日本のほかに欧州などで販売されています。

 一方、東南アジアや中国、南米などでは、異なるボディのヤリスが販売されています(地域によっては「ヤリスアティブ」など別の車名で販売)。

 コスタリカで販売されるヤリスも、日本で販売される仕様とは異なるモデルで、乗用車としてハッチバックの「ヤリスHB」とセダンの「ヤリスアドバンス」をラインナップ。

 そして、ヤリスアドバンスがベースとなる「ヤリスタクシー」は、ボディサイズが全長4425mm×全幅1730mm×全高1475mmの5人乗りで1.5リッターエンジンを搭載し、トランスミッションはCVTと5速MTのいずれかが組み合わされます。

 コスタリカでの価格は2万1600ドル(約235万円)です。

 ちなみに、コスタリカではカローラ(グローバル仕様のハイブリッド・セダン)ベースのタクシー「カローラタクシー」も販売されており、価格は2万9900ドル(約326万円)に設定されています。

※ ※ ※

 各メーカーとも海外では独自のモデルを販売していますが、なかでも中南米は現地のニーズに対応したユニークなモデルが多い印象があります。

 たとえば、ブラジルでは先代のスズキ「ジムニー」が新車で販売されていたり、メキシコ日産の「マーチ」は独自のデザインを採用しています。

 国内メーカーは世界中にブランドサイトがありますから、チェックしてみるとおもしろいクルマが見つかるかもしれません。

トヨタ・ヤリス のカタログ情報を見る

【画像】ヤリスにタクシー仕様が存在!? トヨタ「ヤリスタクシー」を画像で見る(12枚)

【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー