新型「コンセプトEQT」はどんなEV高級ミニバン? スライドドア装備でサイズはアルファード級

メルセデス・ベンツが公開したEVミニバンのコンセプトモデル「コンセプトEQT」は、どんな特徴があるのでしょうか。

メルセデス・ベンツの「EQファミリー」に含まれる一台

 メルセデス・ベンツは、2021年5月10日にEVミニバンのコンセプトモデル「コンセプトEQT」を公開しました。同社のEVシリーズ「EQファミリー」のミニバンとなりますが、いったいどのような特徴があるのでしょうか。

メルセデス・ベンツ「コンセプトEQT」
メルセデス・ベンツ「コンセプトEQT」

 コンセプトEQTは、同社が2022年に欧州市場へ投入する予定のミニバン「Tクラス」および、TクラスをベースにEV化される「EQT」のデザインを示唆するコンセプトモデルで、日本で主流のミニバンと同じく両側スライドドアを装備します。

 ボディサイズは4945mm×全幅1863mm×全高1826mm。2020年にもっとも販売台数の多いミニバンだったトヨタの「アルファード」(全長4935-4950mm×全幅1850mm×全高1935-1950mm)と比較すると、全長および全幅は同程度で、全高が100mm以上低い設定となります。

 コンセプトEQTは3列シートを備える7人乗り仕様で、2列目シートは3つのチャイルドシートを装着できるほどゆとりのあるスペースを確保。

 また、多くの荷物を積載したいときは3列目シートを格納するか、あるいはシートを取り外すことで、荷室容量を拡大することができる設計だといいます。

 メルセデス・ベンツは、EQファミリーの市販モデル第一弾として、2018年9月に「EQC」を発表(日本では2019年7月に受注開始)。その後も、「EQA」や「EQB」、「EQS」などさまざまなEVモデルが登場しており、自社ラインナップでのEVモデル拡充を進めています。

 それではここでクイズです。

 前述のとおりEQファミリー第一弾となったEQCですが、生産されている工場は次のうちどれでしょうか。

【1】ベルリン工場

【2】ハンブルク工場

【3】ブレーメン工場

【4】シュツットガルト工場

※ ※ ※

 正解は【3】のブレーメン工場です。

 ブレーメン工場でのEQCの生産は、2019年5月にスタート。内燃機関モデルの「GLC」や「GLCクーペ」などと混流生産がおこなわれています。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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