「アルファード」対抗馬? 新高級ミニバン「コンセプトEQT」に期待の声! 国内導入希望する人も

メルセデス・ベンツが公開した高級EVミニバンのコンセプトモデル「コンセプトEQT」に対して、日本のユーザーからどのような意見が寄せられているのでしょうか。

アルファードやエルグランドに近いサイズ感のコンセプトEQT

 メルセデス・ベンツは、2021年5月10日に小型バンカテゴリにおけるプレミアムモデル「Tクラス」、およびそのEVモデルとなる「EQT」を示唆するコンセプトモデル「コンセプトEQT」を世界初公開しました。

 日本の新車市場においても高級ミニバンが複数存在。なかでもトヨタ「アルファード」の人気が高い状況ですが、コンセプトEQTの登場に対して日本市場のユーザーからはどのような声があるのでしょうか。

メルセデス・ベンツ「コンセプトEQT」
メルセデス・ベンツ「コンセプトEQT」

 コンセプトEQTは、車名のとおりあくまでコンセプトモデルという立ち位置ではあるもののボディサイズが公開されており、全長4945mm×全幅1863mm×全高1826mm。シートは3列7人乗りです。

 なお、日本で人気高級ミニバンとして存在するアルファードのボディサイズは全長4935-4950mm×全幅1850mm×全高1935-1950mmで、全長および全幅はコンセプトEQTに近いサイズ感です。

 フロントフェイスは、LEDを用いた薄型デザインのヘッドライトが先進性を演出。

 近未来感のあるデザインは、メルセデス・ベンツのEVシリーズ「EQファミリー」の一員であることを主張します。

 そんなコンセプトEQTについて、日本のユーザーからはどのような反応が寄せられているのか、くるまのニュースでは2021年5月12日から5月18日にかけてSNS上でアンケート調査を実施しました。

 回答者のひとりは、外観について「コンセプトEQTのデザインは、(国産ミニバンのなかでは)日産『エルグランド』に似ていると感じました」とコメント。

 エルグランドのボディサイズは全長4965-4975mm×全幅1850mm×全高1815mmと、アルファードよりもさらに全高がコンセプトEQTに近いので、デザインも似ていると感じた可能性が挙げられます。

 ほかの回答者の意見としては「海外では(日本ほど)ミニバンの評価が高くないらしいと聞いており、長距離移動も多いので、EVミニバンが成功するか気になります」と、お膝元の欧州でどう評価されるのか注目しているという回答もありました。

 さらに、日本市場への投入も期待しているユーザーも多数存在。「日本で販売してほしいです」「現在、国産ミニバンの注目車種がアルファードのみなので、対抗馬として登場を望みます」という意見が寄せられました。

 ちなみに、アンケート内で「あなたが気になる大型ミニバンは何ですか?」という設問を設けたところ、コンセプトEQTを題材としたアンケートだったこともあり最多回答はコンセプトEQT(42.9%)となりましたが、日本の自動車メーカーのモデルではトヨタの海外専売ミニバン「シエナ」やレクサスの海外専売高級ミニバン「LM」が気になるという回答が寄せられています。

※ ※ ※

 コンセプトEQTの市販版モデルとなる新型Tクラスについて、メルセデス・ベンツは2022年に欧州市場へ投入する予定としており、新型EQTはその後に発売される見込みです。

 日本市場への投入についてはアナウンスされていないものの、日本で登場したら、高級ミニバンの新たな選択肢として注目されるかもしれません。

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