安全&快適機能が標準装備に! ベントレー「フライングスパー」22年モデルは選択肢が拡充
ベントレーの世界最高のラグジュアリー4ドアグランドツアラー「フライングスパー」の2022年モデルに、安全性と便利な充実機能が標準装備されることになった。そのほか追加された装備やカラーを紹介する。
「フライングスパー」の2022年モデルはさらに個性的なチョイスが可能となった
ベントレーは、高級セダンのベンチマークである「フライングスパー」に最新のテクノロジーを取り入れることで、ベントレーの代名詞でもある「静粛性」にさらに磨きをかけているが、現代的なインテリアパネルやペイントパレットを拡大するなどして、2022年モデルのフライングスパーの魅力をさらに飛躍的に向上させた。
●ハンドクラフトで仕上げられる究極の室内
2022年モデルとして発売される新世代のフライングスパーは、カスタマーに数多くの最新機能を提供する。ハンズフリーのトランクオープナー、拡張された安全機能、トップビューカメラ、自動防眩ミラーなどは、標準装備となった。
快適性の向上のため、エアーイオナイザーはマイナスイオンを中央のエアコンの吹き出し口から放出し、車内の空気を浄化。この粒子は、空気中の埃やアレルゲンなどの汚染物質に静電気を発生させ、汚染物質を近くの物体の表面に付着させることにより、乗員が吸う空気中の汚染物質を除去し、健康を向上させることに一役買っている。
また、現在でもエクステリアカラーをパーソナライズすることができるが、新たに加わったカンブリアングレーは計算されたソリッドなグレーで、独特の力強い外観に仕上げることができる新色である。新色の追加でペイントパレットは63種類に拡大した。
インテリアでは、保護のための極薄のマットなラッカーのみで仕上げられた、オープンポア仕上げのパネルがオプションとして新たに追加。リキッドアンバー、ダークバーウォールナット、タモ・アッシュのすべてでオープンポア仕上げを選ぶこと可能となった。
オープンポア仕上げのパネルは、ストックのなかでももっとも高品質なパネルを厳選し、極薄のラッカーを3層だけ重ねて仕上げられるが、その厚さは3層合わせてわずか0.1mm。一方の光沢のある滑らかな仕上がりで人気のあるベントレーのハイグロス塗装は0.5mmの厚さである。
オープンポア仕上げは一層ずつ手作業で塗装され、間にサンディングをおこなうことで、ラッカーを木材の溝に密着させて仕上げられる。その結果、ワックスのような仕上がりとなり、木材本来の自然なカラーと質感を完璧に際立たせる手法である。
この繊細な技術により、カスタマーは木の質感を実際に感じることができるようになった。また、パネルのカットごとに色や木目が微妙に異なるため、それぞれの車両が唯一無二のインテリアとなるのも特徴だ。
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