全長5m級トヨタミニバン「シエナ」がノッポに変身! かさ上げされた北米背高仕様の正体は
トヨタがアメリカで販売する全長5m級ミニバン「シエナ」に、リフトアップしてさらに室内高を拡大したモデルが存在するといいます。どんなモデルなのでしょうか。
トヨタの海外専売ミニバン「シエナ」の車高をアップ!
2021年現在、トヨタがアメリカを中心に販売しているミニバンとして「シエナ」が存在します。
シエナのボディサイズは全長5174-5184mm×全幅1994mm×全高1740-1770mm。日本で販売されるアルファードのボディサイズが全長4935-4950mm×全幅1850mm×全高1935-1950mmなので、シエナの方が全長と全幅が大きく、唯一全高は低いです。

そんなシエナですが、リフトアップしてさらにボディを下方向に延長したモデルが存在します。
トヨタのアメリカ法人が指定する架装業者が改造をおこなうこのモデルは、車いす利用者が乗車しやすいつくりとした仕様。
車いす利用者はただ乗車するだけでなく、運転席を撤去することで車いすに乗ったままクルマを運転できるような仕様も存在するということです。
室内高を稼ぐ方法として、ボディ全体をリフトアップし、空いた下部に専用フロアを接続するという改造を施しています。
後席両側スライドドアには折りたたみ式のスロープを接続することができ、車いすに乗ったままスライドドアからスロープで乗降可能です。
スロープは、使わないときは車内へ簡単に格納できるため、スムーズに使うことができます。
なおボディのかさ上げに伴い、シートの着座位置も高くなっているため、専用のステップも設置されます。
ちなみに、トヨタはシエナのスロープ仕様のほかに、リフトアップシート仕様も設定。1列目シートか2列目シートに装備することができます。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。


























