スタイリッシュなフォルムは今見ても斬新! 往年の海外生産モデル3選

今でも通用しそうなスタイルの豪州産ハッチバックとは?

●日産「ブルーバード オーズィー」

今でも色褪せない魅力があるデザインのハッチバック「ブルーバード オーズィー」
今でも色褪せない魅力があるデザインのハッチバック「ブルーバード オーズィー」

 日産は1967年にダットサン「510」(日本名:ブルーバード)をアメリカで販売し、大成功を収めて本格的な海外進出への足がかりとなりました。

 その後、1976年にはオーストラリアでも現地法人を立ち上げ販売を開始し、1980年代には工場をつくり、日本国内と同じモデルだけでなく、オーストラリア独自の車種も生産しました。

 そのなかの1台が8代目「ブルーバード」の派生車「ブルーバード オーズィー」で、1991年に限定モデルとして日本でも販売。

 ボディは一見するとステーションワゴンのようですが、ブルーバード(現地名:ピンターラ)の5ドアハッチバックです。

 外観は8代目ブルーバードに準じたフロントフェイスに、ロングルーフに傾斜角を寝かしたリアハッチという現在のクーペワゴンを先取りしたようなスタイリッシュなフォルムを実現。

 エンジンは日本仕様専用に140馬力を発揮する2リッター直列4気筒DOHC「SR20DE型」を搭載し、前後バンパーのアンダースポイラー、サイドステップ、リアスポイラーが装着されるなど、走りも見た目もスポーティに仕立てられていました。

 スタイリッシュで使い勝手も良いモデルでしたが、当時の日本ではあまり人気とはならず、ブルーバード自体のフルモデルチェンジもあって、当初の予定どおり3か月ほどで販売を終了しました。

※ ※ ※

 もはや海外生産のクルマを日本で売ることは当たり前の時代になりました。現行モデルだとトヨタ「ハイラックス」、日産「マーチ」、三菱「ミラージュ」、スズキ「エスクード」など、ほかにもまだまだあります。

 かつては海外生産というだけで特別な存在でしたが、今はメーカーもとくにアピールすることなく、自分のクルマが海外製だと知らずに乗っている人も多いのではないでしょうか。

 それも各メーカーが海外生産でも高い品質を担保するためにおこなった、努力の成果といえます。

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