なぜ三菱は「ラリーアート」を再始動? モータースポーツ効果で三菱復活に期待
将来的にはモータースポーツにも参戦か!?
今回の決算発表では「ラリーアートというブランドを復活させる。当初はスポーツパーツの販売などをおこなう。将来的にモータースポーツへの関与も考えている」といったレベルだったものの、むしろいままで強く踏んでいたブレーキを離した効果が驚くほど大きいと考えます。日本より世界規模でラリーアートは復活するに違いない。

現在進行形で「ミラージュ」や「トライトン」(タイ生産のピックアップトラック)を使ってラリーなど競技に出ている人達がいる。
三菱自動車のファンだったり、三菱自動車のディーラーだったりと、組織や規模はさまざまですが、ここに三菱自動車本体から「やってよい!」というお墨付きが与えられるというわけだ。三菱自動車にはモータースポーツ好きがたくさんいます。
おそらく最初は小さい規模だと思う。けれど成果が出たら、そこで元気も出てくる。元気が出たらクルマも売れ始めるだろう。三菱自動車本体が大きな予算を付けなくても、動きは出てくるに違いない。
加藤さんは素晴らしい判断をしたと思う。喝采を送りたいです。元気な三菱自動車を見られる可能性が出てきました。
Writer: 国沢光宏
Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。
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