トヨタ新「ハイエース」登場! 走りがスゴい「“パワフルな”商用バン」に進化!? 20周年記念の「スーパーGL“DARK PRIME S”」どんなモデル?

トヨタは「ハイエース バン」の特別仕様車「スーパーGL ダークプライム S」を発売しました。どのような走行性能を持っているのでしょうか

エンジン性能アップで走りの質が向上!

 2025年2月7日にトヨタは、商用ワンボックス「ハイエース バン」の特別仕様車として「スーパーGL“DARK PRIME S”(以下、スーパーGL ダークプライム S)」を発表し、同日に発売しました。
 
 今回発表された特別仕様車は、ハイエース「200系」の誕生20周年を記念して設定された特別なモデルです。

登場から20年を記念した「ハイエース スーパーGL “DARK PRIME S」(特別仕様車)
登場から20年を記念した「ハイエース スーパーGL “DARK PRIME S」(特別仕様車)

 スーパーGL ダークプライム Sは、標準ボディ・標準ルーフでの展開となっており、具体的なサイズは既存の上級モデル「ハイエースバン スーパーGL」と同様です。

 全長・全幅・全高は、用途に応じた広い室内空間を確保しながらも、取り回しの良さを考慮した設計になっています。

 特別仕様車ならではの外装デザインが採用され、専用のメッキ加飾パーツやクリアスモーク加飾を施したLEDヘッドランプが装備されています。これにより、従来の商用車としてのイメージに加えて、洗練された高級感のあるスタイルを実現しています。

 また、フロントスポイラーやリアスカートのデザインが刷新されたモデリスタのエアロパーツ「Version I」「Version II」もオプションで選択でき、より個性的なカスタマイズが可能となりました。

 車内も特別装備が施され、カーボン調加飾を施したインパネアッパーやシフトノブが採用され、質感の向上とともに、特別仕様車ならではのスペシャル感を演出しています。

 さらに、フロントドアスカッフプレートがメーカーオプションとして設定され、20周年記念モデルとしての特別な仕立てが目を引きます。

 荷室については、ハイエースならではの広大な積載スペースを維持し、商用用途だけでなく、多様なニーズに対応可能な実用性を確保しました。

 また、ボディカラーについては、従来のスーパーGLと同様の選択肢が用意されており、シックな色合いから商用車としての実用性を重視したカラーまで幅広く展開されています。

 搭載エンジンは2.8リッターディーゼルエンジンですが、走行性能とパワートレインの面でも進化を遂げました。

 2.8リッターディーゼル「1GD-FTV」は高出力化され、従来の最高出力151馬力・最大トルク300Nmから158馬力・330Nmへと向上。出力は約5%、トルクは約10%増加し、より力強い加速性能を実現しています。

 これ以外は同様で、コモンレール式燃料噴射システムや空冷式インタークーラー付ターボチャージャーを採用することで、排気量を抑えながらも高い動力性能と燃費効率の向上を両立しました。

 トランスミッションも、はゼル・ガソリンともに6速ATを採用し、スムーズな変速と燃費性能の向上を実現。

 そして足回りはダークプライム S専用のショックアブソーバーが装備され、トルクフルな走りとしなやかな乗り味を両立しました。

 安全面においても、最新のトヨタの安全技術が導入され、衝突被害軽減ブレーキなどの基本的な先進安全機能に加え、長距離運転や荷物の積載時にも安心して運転できる装備が搭載されました。

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 価格(消費税込)は、2WDモデルが420万円、4WDモデルが450万1200円です。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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