希望ナンバーは4桁で個性を演出!? 富士山なら「3776」も 車種や地域性で異なる数字の意味とは
4桁の数字を自由に希望出来る「希望番号制(希望ナンバー)」が開始されて20年以上が経過しています。現在では広く浸透した制度ですが、実際のユーザーはどのような番号を希望しているのでしょうか。
あなたは希望ナンバーをしていますか?
クルマのナンバープレートに表記される4桁の数字を選択できる「希望番号制(希望ナンバー)」は、自分の好きな番号を付けられ個性を主張出来るアイテムとして人気です。
実際のユーザーは、希望ナンバーの番号にどのような意味を持たせているのでしょうか。
希望ナンバーは、登録車では1998年5月にから一部地域で開始。その後、1999年5月からは全国で実施され、軽自動車は2005年1月から実施されています。
現在、希望ナンバーを申請できるのは、登録車の自家用(白ナンバー)、事業用(緑ナンバー)、レンタカー、そして軽自動車の自家用(黄ナンバー)です。
ナンバーの種類によって、通常よりも2000円から3000円程度の費用はかかるものの、自分の好きな数字を選べることで広く浸透しています。
なお、全国自動車標板協議会は人気の希望ナンバーを2年毎に発表しています。
前回の2019年では、軽自動車が1位:「2525」、2位:「3」、3位:「1122」、4位:「1」、5位:「8008」。
5ナンバー車は1位:「2525」、2位:「122」、3位:「1」、4位:「8」、5位:「3」。
3ナンバー車では、1位:「1」、2位:「8」、3位:「3」、4位:「5」、5位:「8888」という結果となっていました。
なお、希望が殺到すると予想される特定の番号は、全国共通および地域ごとに抽選対象となっています。
全国共通の抽選対象となっているのは「1、7、8、88、333、555、777、888、1111、2020、3333、5555、7777、8888」です。
このほか、地域毎に抽選対象は異なるものの「3、5、10、11」を対象としている地域は多く存在します。
また、静岡県と山梨県が交付対象となる富士山ナンバーで一番人気なのは「3776」となり、富士山の標高3776mにちなんでいるようです。
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今回、くるまのニュースでは「希望ナンバー」に関するアンケートを実施しました。
最初に「あなたはクルマに『希望ナンバー』を付けていますか?」という質問では、「希望ナンバーを付けている(80.2%)」、「希望ナンバーを付けていない(19.8%)」と8割以上の回答者が自分の希望する番号を付けているようです。
また、希望する番号の意味としては次のような結果となりました。
・好きな数字:26.7%
・生年月日:14.9%
・住所:2%
・電話番号:1%
・その他:55.4%
「その他」を選んだ回答者がもっとも多い結果となりましたが、どのような番号を選択したのかを聞くと、「クルマに関わる番号(年式・型式)など」、「自分や家族の名前に関わる番号(例:佐藤=310など)」といった意見が多く見受けられました。
また、「1091(入れ食い)は釣り師には結構多いと思います」と一部のユーザーには人気がありそうな番号を希望する人や、「クルマの見積り金額」を挙げた人も存在。
なかでも甘酸っぱいエピソードとして「初恋の女の子の生年月日」というものまで、希望ナンバーには、所有する人の色々な想いが込められているようです。
お上が識別するために付けさせられる数字に興味は無い。
車の洗車するときもナンバーは洗わない。手入れする気にもならん。
語呂合わせナンバー車を見ると、やっと買いました感が出ているみたいで。。