日常のドライブが楽しくなるクルマとは? エンジンよりも車体が勝る車3選

パワーを使いつくす楽しさが味わえる現行モデルとは?

●スズキ「スイフト RS」

ローパワーなエンジンながら軽自動車並の軽量ボディで優れた走りの「スイフト RS」(画像はRSハイブリッド)
ローパワーなエンジンながら軽自動車並の軽量ボディで優れた走りの「スイフト RS」(画像はRSハイブリッド)

 最後に紹介するスズキ「スイフト RS」は2016年に発売された現行モデルで、あまり目立たない存在ですが実はドライビングプレジャーあふれるモデルです。

 エンジンは91馬力の1.2リッター直列4気筒を搭載。トランスミッションは当初5速MTのみでしたが、後にCVTが追加されました。

 ローパワーなエンジンですがRSはわずか870kg(MT車)の軽量な車体のため、十分にスポーティな走りが可能です。

 さらに、RSには欧州仕様と同等のセッティングとされたサスペンションと4輪ディスクブレーキが装着され、タイヤも185/55R16と大径低扁平が奢られています。

 スイフトといえば高性能な1.4リッターターボエンジンを搭載する「スイフトスポーツ」がクローズアップされがちですが、軽量な車体に小排気量エンジン、優れた足まわりというRSは、パワー使い切る楽しさが味わえるという点では侮れません。

 RSの価格(消費税込)は178万2000円からです。

※ ※ ※

 1980年代はターボエンジンの普及により、国産車の高性能化が一気に加速しました。しかし、パワーを重視するあまりシャシ性能が貧弱なモデルもあり、安全かつ安定した走りにはそれなりの腕が必要だったといえます。

 ローパワーなエンジンでは高速性能や加速性能が見劣りするのは否めませんが、優れたシャシ性能のクルマとの組み合わせで、本来の走る楽しさは、より高まるのは間違いありません。

 ただし、そうしたモデルは数少ないというのが現状です。

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1件のコメント

  1. SR18DEのプレセアなんてどうなんだろか?
    ブルーバードはCA18なんて良かったんじゃない?

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