新型「オービス」配備!? レーダー探知機でも100%探知難しい? 史上最強オービスとは

最近、まったく新しい移動式オービスの目撃例が阪神高速にて多発しています。従来のオービスは、固定式と移動式の2種類が主流ですが、新たに目撃された「半固定式移動オービス」は両方のメリットを併せ持っているほか、レーダー探知機でも100%探知が難しいともいわれています。

移動式+固定式のイイとこどり 半固定式移動オービスとは?

 自動速度違反取締装置(以下、オービス)のなかでも、2016年から導入が進んでいる移動式と呼ばれる小型のオービス(以下、移動式オービス)を導入する都道府県が急増しています。
 
 最近では、従来の固定式と移動式を組み合わせたような進化した「半固定式移動オービス」というものが目撃されていますが、どのようなオービスなのでしょうか。

阪神高速で目撃される半固定式移動オービスと見られる設置物(撮影:加藤久美子)
阪神高速で目撃される半固定式移動オービスと見られる設置物(撮影:加藤久美子)

 最近、主流となっている移動式オービスの大きさは市街地などで昔からおこなわれている定置式速度取締り(通称:ネズミ捕り)の装置と同じくらいで、(ただし20kg以上あって結構重い)警察官一人でも持ち運びが可能です。

 また、一度設置されたら数十年はそのまま運用されることが多い固定式オービスとは違って、移動式オービスは場所の移動が比較的容易なため取締りの場所が特定されにくくなっており、首都高では2時間ごとに場所を変えての取り締まりもおこなわれています。

 さらに、ネズミ捕り式では必要な駐車スペース(速度違反をしたクルマを誘導する場所や取り調べなどをおこなう場所。通称:サイン会場)が必要で、測定地点のそばで待機する警察官やサイン会場への誘導係、取り調べや記録をおこなう係など、大掛かりな陣容となっていました。

 しかし、移動式オービスではその場で撮影した写真をナンバープレートの登録住所に通知が送られるため、1-2名の警察官で運用が可能で、ネズミ捕りでは不可能だった狭い場所でも取締りができるのです。

 小型であるがゆえに、ゾーン30(最高速度が30km/hに指定された住宅街や市街地などの生活道路)での取り締まりも自由自在です。

 そして、これら移動式オービスのなかでも、2021年4月に阪神高速に前述の半固定式移動オービスが出現しました。

 これは移動式と固定式それぞれの良いとこどりをした新しい取締りシステムといえます。

 半固定式の「半」とは、電源や配線が入ったベース部分が固定式となっていますが、オービス本体は移動式を使用するため、「移動式と固定式が半分ずつ」という意味になります。

 筆者(加藤久美子)も実物を確認しましたが、この半固定式移動オービスのベース部分は現在、阪神高速上の3か所にて確認されています。

 4月中旬以降は、ベースだけではなくオービス本体も確認することができました。すでに稼働しているという報告もSNSに上がっています。

 そして、驚くべきことにこの半固定式移動オービスの金網で囲われた箱の部分に実装されているのは、最新のレーダー探知機でも探知出来ない可能性がある最新型の小型移動オービス「LSM310」ではないかという情報も入ってきました。

 微妙に違う部分もありますが、LSM-310に酷似しているという情報も入っています。

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