5m級トヨタSUVミニバン登場? 新型「シエナ ウッドランド・スペシャル」の特徴とは
トヨタが北米を中心に展開するミニバン「シエナ」にはどんな特徴があるのでしょうか。2021年4月27日に登場した特別仕様車の概要とあわせてみていきます。
新幹線からインスピレーションを得てデザイン
トヨタが海外で販売する全長5m級のミニバンとして「シエナ」が存在します。アメリカのほか、アジアの一部地域で販売されており、2021年4月27日には新たな限定モデルがアメリカ市場で登場したというのですが、いったいどんなモデルなのでしょうか。
4代目モデルとなる現行シエナは、2020年5月にアメリカで登場しました。その後、4代目モデルの販売が台湾や韓国でもスタートしています。
現行シエナのボディサイズ(LEグレードの場合)は全長5174mm×全幅1994mm×全高1740mm(ルーフレール除く)。
トヨタの高級ミニバンとして日本で知られている「アルファード」(全長4950mm×全幅1850mm×全高1935-1950mm、Sグレードの場合)と比べると、全長と全幅は現行シエナがアルファードを上回ります。
外装デザインは日本の新幹線のデザインからインスピレーションを得たといい、フロントグリルと連続したデザインのヘッドライトがスポーティさを演出。ボディ全体も単調な箱型のシルエットから遠ざけたことで、力強さを演出します。
4代目モデルからハイブリッド専用車となったシエナに搭載されるパワートレインは、2.5リッター直列4気筒+モーターで、2WD仕様と4WD仕様(電子制御式4WD)を設定します。
また、トヨタのアメリカ法人は同市場向けの特別仕様車「ウッドランド・スペシャル・エディション」を4月27日に発表しました。
4WD仕様がベースとなるこの特別仕様車は、最低地上高を引き上げたことでよりアウトドアレジャーで使いやすい仕様とした、いわば“シエナSUV”といえるモデルです。
ボディカラーには「ミッドナイトブラックメタリック」および特別仕様車専用色となる「セメント」を設定。
またルーフレール、専用シート、1500W外部給電機能、けん引用ヒッチメンバー(標準車も含めたシエナのけん引能力は3500ポンド)などを装備し、アウトドアで使いやすい仕様となっているのが特徴です。
最低地上高が高く設定されたウッドランド・スペシャル・エディションは、ハイブリッド専用ミニバンとして登場した4代目シエナの、新たな一面といえるでしょう。
それではここでクイズです。
前述のとおり現行モデルで4代目となるシエナですが、初代モデルに搭載されていたエンジンは次のうちどれでしょうか。
【1】2.4リッター直列4気筒エンジン
【2】3リッター直列6気筒エンジン
【3】3リッターV型6気筒エンジン
【4】4リッターV型6気筒エンジン
※ ※ ※
正解は【3】の「3リッターV型6気筒エンジン」です。
ちなみに、シエナの初代モデルは1997年にアメリカで登場。トヨタ「プレビア(エスティマの北米車名)」の後継車という位置づけでした。
※クイズの出典元:カーデイズ
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