なぜ流れるウインカー流行らない? 法改正から7年も採用車種拡大ならず?

2014年から認められるようになった「流れるウインカー」。ウインカーを出した際に、流れるように点灯する仕組みで、高級ブランドのモデルや上級グレードに採用されていますが、LEDライト並に普及してはいません。なぜなのでしょうか。

なぜ「流れるウインカー」は爆発的に流行らないのか?

 ウインカーを出した際に、流れるように点灯する通称「流れるウインカー」は、2014年から認められるようになりました。
 
 しかし2021年現在でも、それほど多くの車種に採用されているわけではありません。そこにはどんな理由があるのでしょうか。

流れるウインカーはなぜ爆発的に採用モデルが増えない? (レクサスでは徐々に流れるウインカーを採用している)
流れるウインカーはなぜ爆発的に採用モデルが増えない? (レクサスでは徐々に流れるウインカーを採用している)

 流れるウインカーは、「シーケンシャルウインカー」と呼ばれるほか、保安基準などでは「連鎖式点灯方向指示器」と呼ばれます。

 2014年に道路運送車両法の改正によって流れるウインカーが認められるようになったことで、採用車種が登場するようになりました。

 流れるウインカー自体は、1960年代頃から日産「ブルーバード SSS」やフォード「マスタング」といった事例があります。

 流れるウインカーは、その後の法改正で事実上禁止されることになりますが、一部の間では違法改造のひとつとして知られた存在でもありました。

 その後、2000年代に入り自動車用ライトにLEDが採用されることが多くなったことで、流れるウインカーが再び注目されるようになりました。

 なかでもLEDライトをデザインのアクセントに据えたアウディが、海外市場で高性能スポーツカーである「R8」の流れるウインカーを採用。

 そして、2014年の法改正で日本国内でも流れるウインカーが認められるようになったのと同時に、アウディやレクサスなどの高級ブランドのモデルで採用されるようになります。

 近年では、レクサスのSUVや、トヨタ「ハリアー」、ホンダ「N-BOX Custom」といったモデルでも採用される事例が見られるようになりました。

 一方、LEDのウインカー自体は急速に普及しましたが、流れるウインカーはLEDの普及と比例して採用事例が増えているわけではないようです。

 理由のひとつは、コスト面にあります。省電力かつ高輝度のLEDを採用するメリットは少なくありませんが、「流れる」ようにすることで、通常よりも多くの制御装置が必要になり、より多くのコストが必要となります。

 そのため、多くの車種に積極採用されるわけではなく、高級ブランドや上級グレードなどに限定して採用されていることが多いようです。

 また、デザイン上の理由もあるようです。現行法では流れるウインカーは内側から外側へと流れるものしか認められていないため、必然的に横型のデザインとなります。

 もちろん、N-BOX Customのように軽自動車の採用があるため、必ずしも横幅の大きなクルマにしか適さないわけではありません。

 しかし、追加の制御装置や排熱のための空間的余裕を考慮すると、ある程度横幅の広いモデルのほうが適しており、結果として、ボディサイズの大きい高級モデルなどでの採用事例が増えると考えられます。

 では、軽自動車初となった「流れるウインカー」をN-BOXカスタムに採用した理由とはどのようなものなのでしょうか。ホンダは次のように説明しています。

「『N-BOX Custom』のデザインコンセプト『セレブリティスタイル』に合わせて、内外装に上質な装備を揃えています。

『Custom』をお選びいただくお客さまのなかには、上のクラスから乗り換えられるダウンサイザーの人も多いです。

 それらの上質志向のお客さまにもご満足いただけるように、高級車でも取り入れられている『シーケンシャルターンシグナルランプ』を採用しました」

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コメント

20件のコメント

  1. 未だに違和感あるんだよな、シーケンシャルウインカーの動き方というか、光り方が。
    内側から外側に向かって順番に光るなら
    消える時も内側から外側に向かって、順番に消えていく方が違和感無いし、見栄えも良いと思うんだけど
    その発光パターンは違法なんだよね。
    それだったら、個人的にはLEDが普通に点滅してる方が良いと思う。

    • 座布団百枚!!

  2. 違法云々を気にしてる人なんてそんなにいないと思うけどね。そこまで車に興味ない人はそもそも違法であった過去を知らないし、逆に興味がある人にとっては違法でなくなったのはあたりまえ。
    シーケンシャルウィンカー云々ではなくて、ヒカリモノまで拘る人が少ないってだけでしょう。
    大多数は純正でついてるから使ってるっていう消極的理由なわけで、メーカーがつければふつうに受け入れられるよ。

  3. 他への注意が削がれるぐらい視界に入ると見ていてうるさい。
    ということだと思いますよ。

  4. うん!シーケンシャルはダサい(笑)

  5. ぶっちゃけカッコ悪いやん
    なんかオモチャっぽいし
    アウディがやりだしたからってそれに追随するのもモノマネしてる感ありありで、
    ニセモノっぽいからかえってダサく見えるよ。

    • まさにその通り

  6. バカっぽいイメージが未だに消せないのがね。

    • まだ昔からある大型トラックのカスタマイズされたテールの方がましに感じる。
      3連で流れるように3つが光るというもの。

      今のようにするするっと流れるのは、こどもっぽすぎる。

  7. アウディの流れるウインカーがカッコイイなんて思ったことは一度もない。
    チカチカ光るから後ろにいるとウザイんだよね。

  8. 輩感がある、横柄な奴が乗っているイメージがある。

  9. 画像上がってるけど、ハリアーのウインカーは流れないよwww

  10. 格好悪い(下品)だから

  11. LEDだと何個も付いてるから「その中の一つくらい切れても大丈夫」と思えがちだが、実は一つでも切れたら全部アウトで最悪ユニットごとまるまる交換になる。
    どうやらLEDはユニット全部で一つという考え方らしい。
    そう考えると見た目は悪く(古くさく)ても電球式の方が交換時には安上がりで良いのかも

  12. 流れるウィンカーが悪いわけではなく、そもそも国産のテールデザインに合わない気がする…。
    アウディのツルッとした感じの太めのチューブLED?テールには良いと思うけど。
    そもそもアウディは一部を除き高級車ではない(笑)

  13. ハイエースのリアウインカーに取り付けてるのを見て呆れた
    幅10センチ位しかないのに3つのLEDが流れてるの
    あんなの視認できないわ

    • ハイエースのリアテールに流れるウインカーを縦に流れる様につけてるバカを見たことある。内側から外側に向けて流れないといけないのに。土方バンにエアロつけたりレクサスマークつけたりセンスのない改造が多い車種のイメージ。

  14. 単純に大人気なくてイヤだが。
    大昔に通学用チャリで流行った時は
    幼稚な奴に好まれていたと記憶している

  15. 個人的な感覚ではLEDを発光させる
    ユニット含めて長寿命とは思えず
    流れるウインカーは寿命を伸ばす為
    の苦肉の策に感じる。流れるように
    点滅させれば実質、点灯時間を減らせると考えるから。寿命、コスト含めても
    電球のほうがまだ、優れている気がするけどね。

  16. 別に選ぶ決めてにはならないよね。
    そんなことよりも、どうせコストかけるならレブリミットを少しでもあげて欲しいわ。