ロールス・ロイスが宇宙船で飛来!? 上海に出現したスペースカプセルの正体は?
時を旅する「ファントム」の正体とは
中国マーケットにおける「ファントム テンパス コレクション」のデビューには、いかにも現代のロールス・ロイスらしいユニークな体験「ジャーニー・オブ・タイム(Journey of Time:時の旅)」も含まれるという。
●顧客にのみ許されるバーチャル環境も用意
もともと、米グーグル社が提供しているバーチャルリアリティ体験アプリ「CardBoard」を適用することについては、2月末のオフィシャル写真公開時にも伝えられていたようだが、今回はさらに中国発のSNSアプリ「WeChat」を使用する12億人のユーザーに向けた動画配信サービス「WeChat Cannels」の適用も明示。
中国市場の顧客たちはこのサービスにより、ロールス・ロイス公式WeChatアカウントからもコレクションを鑑賞し、これらのきわめてエクスクルーシブなロールス・ロイスのひとつを、バーチャル環境でも体験できるようになるとされている。
さらに中国でのデビューにあたって、ロールス・ロイスは「スペースカプセル」を通してユニークなツアーを提供する、体験型の展示会も提案しているようだ。
この没入型のインスタレーションは、ゲストがカスタマイズされたオーディオとビジュアルの相互作用で感覚の共演を体験することによって、静止している時間の鮮やかな幻想を提供するとのことだ。これには、ゲストが現代的なタッチコントロールを使用することによってパーソナライズできる「テンパスミュージック」を作成するためのデバイスも含まれるとのことである。
ロールス・ロイス・モーターカーズ社中国担当ディレクターであるレオン・リー氏は、上海での発表と「WeChat Cannels」適用について、誇らしげなコメントを発した。
「ロールス・ロイスは2020年に中国市場でかなりの成長を遂げ、オーダーメイドのパーソナライズビジネスでも歴史的なパフォーマンスを発揮するとともに、お客様と関わる革新的な手法を構築することができました。
このたび上海のファッション地区にいらっしゃる中国のお客様に『ファントム・テンパス・コレクション』を紹介できること。また、ロールス・ロイス・ブランドの敏捷性と創造性にふさわしい『WeChat』を介するなど、革新的な方法で私たちの製品へのアクセスを導入することができたことについても、非常に嬉しく思っています」
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