迫力満点の二重アゴ!? トヨタ「セリカ」のグラチャン仕様を海外で発見!

「コレクター向けのモデル」のため日本よりもお買い得?

 今回イタリアで発見されたセリカは、いわゆる「ダルマセリカ」の愛称で知られた初代モデルで1977年式のリフトバック仕様となり、グレードは「ST」となっています。

 特筆すべき点は、フロントに取り付けられた大型のフロントスポイラーと、そこからリアにかけてひとつなぎとなっているオーバーフェンダー&サイドスポイラーです。

 加えて、レーシングレッドに彩られた姿や14インチの小径ホイールは、まさにグラチャンスタイルの王道といえます。

 この個体は、当初日本からドイツへと輸出され、現在はイタリアのナンバープレートが取り付けられています。

リアにかけてひとつなぎとなっているオーバーフェンダー&サイドスポイラー(画像:Classic Trader)
リアにかけてひとつなぎとなっているオーバーフェンダー&サイドスポイラー(画像:Classic Trader)

 一見すると大胆なカスタムが施されていますが、このままの状態で公道走行が可能とされています。

 走行距離は4万6000kmとなっていますが、内外装や機関部のコンディションは良好で、相応の経年劣化はあるものの、全体としては「Good」の評価が与えられています。

 果たして、欧州でこのようなスタイルの国産スポーツカーが受け入れられるのか不明ですが、この個体の紹介文に「興味のあるコレクター向けのモデル」とあるように、やはりマニアが対象であることは間違いないようです。

 この個体はオークション形式で販売されており、2021年4月12日現在は3111ユーロ(約40万5700円)となっています。

 ただ、専門家による想定落札額は、1万500ユーロから1万2000ユーロ(約137万円から約156万円)となっており、まだまだ値は上がりそうです。

 国内の同年式のセリカの相場が約200万円以上ということを考えると、ちょっとお買い得もしれません。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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