迫力満点の二重アゴ!? トヨタ「セリカ」のグラチャン仕様を海外で発見!

グラチャン仕様のトヨタ「セリカ」が海外で発見されました。当時、流行したグラチャン仕様のセリカとはどのようなモデルなのでしょうか。

海を渡った「グラチャンセリカ」

 1960年代から1970年代頃の国産スポーツカーをレーサー仕様にする、いわゆる「グラチャンスタイル」は、旧車ファンのなかで根強い人気があります。
 
 今回、ヨーロッパでゴリゴリのグラチャンスタイルのトヨタ「セリカ」が発見されました。

初代モデル(1977年式)は「ダルマセリカ」の愛称で知られる。今回のはグラチャン仕様とされる(画像:Classic Trader)
初代モデル(1977年式)は「ダルマセリカ」の愛称で知られる。今回のはグラチャン仕様とされる(画像:Classic Trader)

 日本はもちろん、アメリカ西海岸では日本のスポーツカーをカスタムして楽しむ文化があることはよく知られています。

 最近では中国の広東省など、日本と文化的・経済的に結びつきの強い地域でも、同様の国産スポーツカーのカスタムが広がりつつあります。

 一方、古くから独自の自動車文化を持つ欧州では、相対的に国産スポーツカーはほかの地域ほど人気とはいえません。

 欧州では、各国の地元の自動車メーカーに優れたスポーツカーが多く存在するので当然といえば当然ですが、そんな欧州でもスポーツカーのメッカともいえるイタリアで、グラチャンスタイルのセリカが販売されているようです。

 1970年代に富士スピードウェイで開催され、人気を博した「富士グランチャンピオンレース」に出場するスポーツカーのスタイルを模したグラチャンスタイルは、大型のフロントスポイラーやワイドなオーバーフェンダーが大きな特徴です。

 レーシーなスタイリングが魅力のグラチャンスタイルは、その後「族車」スタイルへと派生したり、アメリカ西海岸へわたって「JDM(ジャパン・ドメスティック・マーケット)」へと進化したりしました。

 現在でも、リバティ・ウォークなどの有名なカスタムメーカーによって、当時のスタイルをオマージュしたカスタムがアメリカ西海岸やアジア各国で絶大な人気を誇っています。

 一方、1970年に初代が登場したセリカは、日本初のスペシャリティカーとして、斬新かつ大胆なデザインと、優れた走行性能をあわせもつ唯一無二のモデルとして大ヒットしました。

 初代セリカは海外でも成功を収め、おもに北米やオーストラリア、そして欧州などへと輸出されました。

 その後、セリカはモデルチェンジを繰り返し、2006年に7代目で販売終了。いまなお各世代で根強い人気のあるモデルであり、「86」や「スープラ」に続いて、将来復活が期待されるトヨタ車のひとつとなっています。

【画像】保存版!? ダルマセリカのグラチャン仕様を見る!(10枚)

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3件のコメント

  1. グラチャン仕様って・・・
    テキトーな記事書かないでくださいね、知らない人が違う覚え方しますから

  2. リフトバックでもないし
    適当すぎる

  3. かっこわるいだけ
    ダルマセリカをここまで改造して
    改造した奴はどんな趣味をしているのだろう
    バカしかこんなことしない

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