トヨタ「ランクル40系」が1000万円!? 39年落ちとは思えぬ超極上車とは

トヨタの歴史的名車「ランドクルーザー(40系)」は、「ヨンマル」の愛称で親しまれています。近年海外市場でも人気が出ていますが、アメリカで1000万円近い価格で販売されている個体が見つかりました。

ほぼ新車? フルレストアされた40系をフロリダで発見!

 クラシックカーの相場が世界的に値上がりするなか、40系も例外ではありません。

 国内の中古車市場では300万円から400万円程度で取引されている40系ですが、米国・フロリダの高級車専門店では、9万ドル(約986万円)のプライスタグが付けられた個体が発見されました。

 この個体は、1982年式のソフトトップ仕様車で、カリフォルニアにあるランドクルーザー専門のレストア工房でフルレストアされて以降の走行距離は驚きの20マイル(32km)です。

 レストアの内容は徹底しており、ナットやボルトに至るまでを完璧に修復しています。

 また、シャシからボディを取り外したうえで、亀裂や破損がないかを細部まで検査し、各部を修復および交換しています。ボディはトヨタ純正のファクトリーペイントを使用し、塗装されています。

1982年式のソフトトップ仕様車となるトヨタ「ランドクルーザー40系」(画像:Copyright c JamesEdition.com)
1982年式のソフトトップ仕様車となるトヨタ「ランドクルーザー40系」(画像:Copyright c JamesEdition.com)

 インテリアも、各シートはビニール素材を使用して張り替えられ、各部品はトヨタ純正のパーツに交換されています。

 また、快適性を高めるためにヴィンテージエアコンと暖房ユニットが追加されました。

 圧巻はエンジンです。純正の4.2リッター6気筒直列エンジンは、すべてトヨタの純正部品を使用したうえで、オリジナルの設計図をもとに再製造されています。

 サスペンションは5インチのリフトアップ仕様に換装され、エキゾーストシステムもワンオフのステンレススチール製のものとなっていますが、それ以外はほとんどオリジナルのままを保っているといえるでしょう。

 この40系ランドクルーザーを扱うのは、フロリダの高級車専門店です。パガーニ「ウアイラ」やクラシックフェラーリといったラインナップのなかに、40系ランドクルーザーが見られるのは、日本人としてはちょっと誇らしいことかもしれません。

【JamesEdition.com】
https://www.jamesedition.com/

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【画像】これぞ極上ランクル!? 1000万円の実車を見る!(32枚)

【買取査定】トヨタ車が高く売れる!?(外部リンク)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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