軽の黄色ナンバー「嫌?」 白ナンバー申込数約190万件! 軽オーナーの本音はいかに
SNSなどでは軽自動車の黄色ナンバーについて賛否両論の意見を見かけます。では、実際の軽自動車オーナーは黄色ナンバーについて、どのように考えているのでしょうか。
軽自動車の黄色ナンバーはイヤ?
軽自動車の黄色ナンバープレートについて、SNSなどでは「ダサい」や「黄色のアクセントがいい」と賛否両論の意見があります。
実際の軽自動車オーナーはどのように思っているのでしょうか。

現在の軽自動車のナンバープレートは、自家用車が黄色地に黒文字、事業用車が黒地に黄色字の2種類が存在します。
かつて軽自動車のナンバープレートは、二輪車と同じ小さなサイズの白ナンバーでした。
ですが、1975年に普通車と同じサイズのナンバープレートを採用するタイミングで、黄色ナンバーとなりました。
黄色になった理由として、普通車との見分けがしやすいためとされています。
今でこそ、高速道路の料金生産の多くがETCを利用するケースが増えたものの、かつては料金所の係員が高速代金を清算していました。
普通車と軽自動車では高速料金に差があり、軽自動車のほうが割安で、当時の料金所の係員は、昼夜問わず高速料金の清算をしなければならないため、視認性が良いナンバープレートが採用されたといわれています。
また、軽自動車の高速道路の最高速度が80km/hだった頃は、警察が取締りをおこないやすいといったメリットもあったようです。
現在では、高速料金の清算方法としてETCが普及したり、最高速度が普通車と同じになったりしたことから、軽自動車のナンバープレートを黄色にする必要性が低くなっているといえます。
そんななか、軽自動車のナンバープレートが黄色であることについて、SNSで賛否両論の意見が見られています。
SNSでは「軽自動車は黄色ナンバーなのが好きじゃない」「黄色ナンバーだとあおられる」といった黄色ナンバーを好まない意見が見受けられます。
軽自動車は、かつて高速道路での最高速度が制限されていたり、出力が非力であったため、あおられるといったことも見られたようです。
一方で「黄色ナンバーがアクセントになってて良い」「黄色ナンバーで不便なことはとくにない」といった黄色ナンバー派である意見も見られています。
実際に、軽自動車検査協会の担当者も「黄色ナンバーについてさまざまな意見があるようですが、特別イヤだという声は、あまり見かけません」と話します。
また、かつてくるまのニュースのSNSでは、軽自動車の黄色ナンバーに関するアンケートを実施。
その結果は「黄色ナンバーでも見栄えが悪いとは思わない(79%)」に対して「黄色ナンバーは見栄えが悪いと思う(21%)」というものでした。



















