「GRスープラ」に「ハラマ」の名がついた! 英国で90台限定発売
トヨタ「GRスープラ」に、90台限定の「ハラマ・レーシングトラック・エディション」がリリースされることになった。どうしてスープラに「ハラマ」の名が冠せられるのだろうか。
「GRスープラ」に90台限定モデルが誕生
英国トヨタから、「GRスープラ」をベースとした限定車「GRスープラ・ハラマ・レーシングトラック・エディション」がリリースされることになった。
ネーミングに掲げられるハラマの名は、ランボルギーニのファンにはとりわけ馴染みの深いものでもあるが、これはスペインのマドリード北部にあるサーキットの名前に由来するものである。
かつてトヨタがスープラのメディア向け試乗会を最初におこなったのが、このハラマ・サーキットであったことから、今回サブネームとしてそれが採用されたという。
ちなみにこのハラマ・レーシングトラック・エディションは90台限定で、そのうち30台は英国内に出荷される予定だ。価格は現在まだ発表されていない。
フロントに搭載されるエンジンは、3リッター直列6気筒ガソリンターボ。最高出力340ps、最大トルク500Nmを発揮し、これに8速ATを組み合わせ後輪を駆動する。
もちろんその走りはトヨタ、そしてGRのブランドが誇る素晴らしいものだ。搭載されるローンチコントロールシステムを使用した場合には、0−100km/h加速は4.3秒をマークする。
また、ショートホイールベースや低い重心高などから、サーキットにおいても理想的なコーナリング性能を発揮することが容易に想像できる。
FR車であるスープラの前後重量配分は、理想的な50:50とされており、VSCとの連携制御がおこなわれるアクティブディファレンシャルの装備も、欧州仕様のスープラでは見逃せないメカニズムだ。
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