ジツは中身がスゴイんです! 見た目以上にがんばった車3選
「第3のエコカー」として話題となったストイックな軽自動車とは?
●スズキ「アルト エコ」
1979年に発売されたスズキ初代「アルト」は、47万円という衝撃的な低価格によって大ヒットを記録し、後の軽ボンネットバンブームの火付け役となりました。
その後、アルトはスズキの主力商品として代を重ね、現在は普段使いからビジネスユースまで幅広く対応するベーシックモデルとして8代目が販売されています。
この歴代アルトのなかでも技術的に意欲作だったのが2009年に登場した7代目で、ストイックなまでに低燃費を追求したモデルが存在。それが、2011年に追加ラインナップされた「アルト エコ」です。
ライバルのダイハツ「ミライース」に対抗すべく開発されたアルト エコは、停車直前にエンジンをストップさせる新たなアイドリングストップシステムを搭載し、エンジン本体では摩擦損失を徹底的に低減。
また、エンジンルームまわりの骨格をはじめ、エンジン本体や足まわり、内装に至るまで、さまざまな部品の見直しによってベースモデルから20kgもの軽量化を実現しました。
ほかにも車高を15mm下げつつバンパー形状の変更で空気抵抗を低減。さらに低転がり抵抗タイヤの採用とブレーキの引きずり抵抗の低減などによって、JC08モード燃費30.2km/Lというクラストップの低燃費を達成。
2013年の改良ではさらに20kgも軽量化して車重が710kgとなり、減速エネルギーから発電して電装品を駆動するシステム「エネチャージ」の採用などで燃費は33.0km/Lまで向上。モデルライフ末期の2014年には35km/Lの低燃費を実現しました。
なお、アルト エコで大いに話題となったのが燃料タンクの容量で、標準車が30リッターだったのに対しアルト エコは20リッターと大型オートバイ並にまで小さくなっており、まさにストイックに軽量化を追求していたということです。
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最後に紹介したアルト エコの軽量化は目を見張るものがありますが、現行モデルのアルトではもっとも軽量なグレードで車重610kgと、まさに驚異的な数値を実現しています。
これはエアコンやオーディオ、電動パワーステアリング、パワーウインドウ(前席)、各種安全技術などを標準装備しながら達成した数値ですから、いかにスズキの軽量化技術が優れているかがうかがえます。
軽量化は低燃費に寄与するだけでなく「走る・曲がる・止まる」のすべてに良い影響を与えますから、スズキの見えないところの努力はもっと注目されるべきでしょう。
エクストロイドの直結感は他にない調味料だったな、あれがVG30Eとの組み合わせだったら更に良かったのではないかな?
仮にY30セドリック時代に実現していたら今のくだらんCVTは出る隙もなかったろうね。
ビーゴは1800ccくらいあれば完璧なクロカンだったろうにね。
とにかく電子制御とは無縁のセンターデフロック50:50の四駆は即戦力だよね。
初代スプリンターカリブや初代ハリアーやクルーガーVなど横置きFFベースですら最初はここからのスタートだったしね。
確か?エクストロイドに似たATの大型バイクもあったのではないかな?