時速200km超で荷物運搬!? ホンダ「シビックタイプR ピックアップトラック」のブッ飛び具合がスゴい

2018年に発表されたホンダ「シビックタイプR」のコンセプトモデルは、なんと通常仕様をベースに作られたピックアップトラックでした。突き抜け具合がスゴいこのクルマ、どんな特徴があったのでしょうか。

本当に最速のピックアップトラックだったかもしれないホンダ車

 2021年7月30日に生産を終了することが発表された、イギリスにあるホンダ・オブ・ザ・UK・マニュファクチャリングのスウィンドン工場。この工場は、日本向けのホンダ「シビックタイプR」の生産も担当していました。

 そんななか、かつてこの工場でピックアップトラック仕様のシビックタイプRが試作されていたというのですが、いったいどんなクルマが実在していたのでしょうか。

一見普通のホンダ「シビックタイプR」にも見えますが…
一見普通のホンダ「シビックタイプR」にも見えますが…

「プロジェクトP」というコードネームでホンダ・オブ・ザ・UK・マニュファクチャリングの専門家チームが制作したシビックタイプR ピックアップトラックは、通常のシビックタイプRをベースにBピラーより後ろの部分を大胆にカット。

 英国最速のピックアップトラックになる可能性を秘めた一台として、2018年5月に発表されました。

 ボディ後端にはリアウイングも装備され、スポーツカーらしさとピックアップトラックとしての実用性が融合しています。

 搭載されるパワートレインは市販モデルと共通で、0-62mph(0-100km/h)加速は6秒以下、最高速度は165mph(266km/h)を実現するスペックを誇りました。

 プロジェクトPを率いたアリン・ジェームズプロジェクトリーダーは、当時シビックタイプR ピックアップについて「スウィンドンの工場には特別プロジェクト部門があり、今回のプロジェクトは、チームの創造力を発揮する素晴らしい機会となりました。エンジニアたちのホンダに対する情熱は、この最新モデルにも表れています」と説明しています。

 また、英国ホンダにおける四輪責任者(当時)のフィル・ウェブ氏は、シビックタイプR ピックアップトラックについて「量産予定のないクルマではありますが、必要に応じて芝生や庭の道具を運ぶのに使いたいと思います」とコメントしました。

ホンダ・シビックタイプR のカタログ情報を見る

【画像】ボディ後部に超違和感!? 最高速度266kmのホンダ「シビックタイプR ピックアップトラック」などを画像で見る(20枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: くるまのニュース編集部

【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー