レクサス「LF-Z」はSUVと呼べるの? 超絶スタイリッシュなSUV5選
ジャガーのSUVは本当にSUVなのか?
●ジャガー「I-PACE」
2018年には日本でも受注が開始されたジャガー「I-PACE(ペイス)」は、同社初のピュアEVとして発売。そのスタイルから物議を醸しそうですが、公式にはSUVにカテゴライズされています。
外観のデザインは、同社のSUV「Fペイス」や「Eペイス」よりもさらに低く流麗なフォルムとなっており、SUVというよりも5ドアハッチバックといったイメージです。
Iペイスのパワーユニットは車体の前後に搭載されたふたつのモーターで4WDとなっており、システムトータルで最高出力400馬力を誇ります。
2.2トン強の車両重量ながら、0-100km/h加速は4.8秒、最高速度は200km/hと、かなりの俊足ぶりを発揮。
バッテリーは90kWhの大容量リチウムイオン電池を搭載し、航続距離は1回のフル充電で438km(WLTCモード)と公表されていますから、日常での使用にも十分満足できるでしょう。
価格は976万円からで、装備の違いで3グレードの展開となっていますがモーターやバッテリーのスペックは同一です。
●ポルシェ「マカン」
ポルシェといえば「911」に代表されるスポーツカーが主力のメーカーですが、2002年に同社初のSUV「カイエン」が発売されました。
SUV人気が高まる以前に誕生したカイエンに対して、デビュー当初はポルシェがSUVをつくったことに賛否両論がありましたが、結果的に大成功を収めることになり、他の高級車メーカーも追従。
そして、ポルシェは次の一手として、カイエンより小型で価格も抑えたエントリーモデルのSUV「マカン」を2014年に発売しました。
外観デザインはカイエンと共通のイメージであるフロントフェイスにクーペフォルムのキャビンを組み合わせ、全長4695mm×全幅1925mm×全高1624mmと十分に大きいのですがカイエンよりもひとまわりコンパクトで、デザインの妙で軽快感があります。
グレード構成はパワーユニットと装備の違いで4つに分けられ、エントリーモデルの「マカン」は245馬力の2リッター直列4気筒ターボエンジン、トップグレードの「マカン ターボ」には440馬力を発揮する2.9リッターV型6気筒ターボエンジンを搭載。
マカン ターボは最高速度270km/h、0-100km/h加速4.3秒(スポーツクロノパッケージ装着時)と、スポーツカー顔負けのパフォーマンスを誇りますが、エアサス車で最大340mmの渡河性能や230mmの最低地上高を確保するなど、オフロード性能も軽視していないのがポルシェ流ではないでしょうか。
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2020年から2021年にかけて、まるで雨後の筍のように世界中のメーカーから新型SUVが続々と登場しており、一時は新型コロナウイルス感染拡大の影響でリリースを控えていたこともあって、一気に増えた感があります。
もはや定番車種となったSUVですが、あまりにもハイペースで車種が増えると、ユーザーがついていけないのではと懸念されるほどです。
SUV人気が高いうちに新型を出しておきたいメーカーの事情も理解できますが、似たようなモデルが増えてしまうのも考えものではないでしょうか。
サイドビューだけ見たらスタイリッシュだけどマカンのフロントデザインは救いようがないほど不細工。
トヨタの新型ハリアー採り上げたほうがいいと思う