BMW最新「X6」をもっと過激に! ACシュニッツァー流カスタムとは

バイカラーも選べるACシュニッツァーのホイール

 前後の22インチホイールは、10mmのスペーサーとともに装着され、ツライチ具合もバッチリだ。オリジナルホイールは、バイカラーなどカスタマーの好みに応じたチョイスも可能だ。

 タイヤサイズは前後とも275/35R22。このサイズから判断するに、ACシュニッツァーはX6チューニングの主軸をオンロード走行に置いていることが十分に理解できる。

ルーフスポイラーを見ると、一目でACシュニッツァーのエアロであることが分かる
ルーフスポイラーを見ると、一目でACシュニッツァーのエアロであることが分かる

 インテリアでは、すでに発売されているACシュニッツァーのアルミニウム製シフトパドル、アルミペダル、アルミフットレスト、そしてiDriveコントロール用のスイッチなどのアクセサリーをX6でも装着できる。

 こうしたドレスアップアイテムは、気軽にカスタムを楽しむことができるので、今後日本のX6ユーザーにも親しまれる可能性の高いアイテムだ。

 フロントに搭載されるエンジンのチューニングは、ドイツ本国では340ps/700Nm仕様の「X6 xDrive 40d」と286ps/650Nm仕様の「X6 xDrive 30d」をベースに、パフォーマンスアップグレードの開発が進行中だ。

 サスペンションキットの準備も万全だ。ACシュニッツァーのサスペンションスプリングキット(エアサスペンション非装着車用)は、車高を20mmから25mm低下させ、それによる重心の低下は、コーナリングでのさらなる安定感を生み出してくれるに違いない。

 より洗練されたデザインと空力性能、そしてエンジンとシャシ。ACシュニッツァーはなぜ、BMWチューニングのトップにあり続けられるのか。その答えは、例えばこの最新作、X6のフィニッシュを見るだけでも容易に理解できるだろう。

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