高齢者マークはいつから付ける? 付けないと違反? 初心者マークと異なる部分とは

クルマに取り付けるマークのなかで、いつ付けて良いのか分かりにくいのが「高齢運転者標識(もみじ・四つ葉マーク)」です。高齢運転者標識はいつから取り付けるべきなのでしょうか。

高齢者マークはいつから取り付けるべき?

 クルマに取り付ける標識(マーク)にはさまざまな種類があります。
 
 なかでも、取り付け時期が分かりにくいのが「高齢運転者標識(もみじ・四つ葉マーク)」です。高齢運転者標識はいつから取り付けるべきなのでしょうか。

高齢運転者標識はどのタイミングで取り付けるべきなのか?
高齢運転者標識はどのタイミングで取り付けるべきなのか?

 高齢運転者標識は、初心者マーク同様取り付け位置が定められており、地上から0.4m以上1.2m以下の前後見やすい位置に表示するとされています。

 この高齢運転者標識は、初心者マークと比べて見かけるケースが少ないといえますが、実際に取り付けについての規定や対象年齢は定められているのでしょうか。

 道路交通法第71条第5項の3では、75歳以上のドライバーは高齢運転者標識の付けなければならないと記載されています。

 一方で、道路交通法附則第22条「高齢運転者標識表示義務に関する当面の措置」により、「高齢運転者表示義務を当面適用しない」と定められたことから、実際には、高齢運転者標識の表示は努力義務となっています。

 そのため、初心者マークとは異なり、例え70歳以上のドライバーであっても取り付けについて違反や罰則はありません。

 ですが、最近では高齢者による事故も多発しているため、自身に加え周りも気がつけるように、高齢運転者標識は積極的につけるべきといえるでしょう。

 高齢運転者標識について、神奈川県警の免許本部の担当者は以下のように話します。

「高齢者マークは、『つけてください』という努力義務なため、必ずしも装着しなければならないということではありません。

 そのため、高齢ドライバーが例え高齢者マークをつけていなかったとしても交通違反として捕まることはありません。

 実際の装着率についても、強制力がないのでなんともいえません。ですが、周りへのアピールのためにも装着することをおすすめします」

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