3000万円オーバー! 誕生から50周年の「カウンタック」の価格が高騰中!!
第一次スーパーカーブームの立役者であり代表的な1台が、ランボルギーニ「カウンタック」だ。16年というモデルライフのなかで、常に進化し続ける宿命を持ったカウンタックは、後期モデルでも人気があるのだろうか。
誕生から50年、カウンタックに注目が集まっている!
ランボルギーニがカウンタックを生産していたのは、1974年から1990年までである。
生産期間は16年間と長いが、この間に誕生したバリエーションは、ファーストモデルの「LP400」から「LP400S」、「LP500S」、「5000QV(クワトロ・バルボーレ)」、そしてファイナルモデルとなった「25thアニバーサリー」の5モデルとなる。
このなかでベストセラーとなったのは、1998年から1990年までのわずかな期間に657台の生産がおこなわれた25thアニバーサリーにほかならなかった。
●1984 ランボルギーニ「カウンタックLP500S」
25thアニバーサリーの成功は、カウンタックの歴史を語るには欠かせない。
なぜならばこの時代すでにランボルギーニは、アメリカのクライスラー傘下にあり、25thアニバーサリーはランボルギーニの創立25周年を祝すると同時に、ランボルギーニに明るい未来が待つことを、多くのカスタマーやファンにアピールしたからである。
だがこの25thアニバーサリーの前作となる5000QVも、ランボルギーニにとっては決して失敗作ではなかった。
5000QVもクライスラーの意向により、インジェクション付きのアメリカ仕様がきちんと用意されたという事情もあり、こちらも実は632台の生産がおこなわれたヒット作だったのだ。
ちなみにファーストモデルのLP400は150台、LP400Sは237台、LP500Sは321台が生産されたというのが定説となっている。
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