3000万円オーバー! 誕生から50周年の「カウンタック」の価格が高騰中!!

第一次スーパーカーブームの立役者であり代表的な1台が、ランボルギーニ「カウンタック」だ。16年というモデルライフのなかで、常に進化し続ける宿命を持ったカウンタックは、後期モデルでも人気があるのだろうか。

誕生から50年、カウンタックに注目が集まっている!

 ランボルギーニがカウンタックを生産していたのは、1974年から1990年までである。

 生産期間は16年間と長いが、この間に誕生したバリエーションは、ファーストモデルの「LP400」から「LP400S」、「LP500S」、「5000QV(クワトロ・バルボーレ)」、そしてファイナルモデルとなった「25thアニバーサリー」の5モデルとなる。

 このなかでベストセラーとなったのは、1998年から1990年までのわずかな期間に657台の生産がおこなわれた25thアニバーサリーにほかならなかった。

●1984 ランボルギーニ「カウンタックLP500S」

巨大なリアウイングにオーバーフェンダーが、子ども達の憧れだった(C)2020 Courtesy of RM Sotheby's
巨大なリアウイングにオーバーフェンダーが、子ども達の憧れだった(C)2020 Courtesy of RM Sotheby's

 25thアニバーサリーの成功は、カウンタックの歴史を語るには欠かせない。

 なぜならばこの時代すでにランボルギーニは、アメリカのクライスラー傘下にあり、25thアニバーサリーはランボルギーニの創立25周年を祝すると同時に、ランボルギーニに明るい未来が待つことを、多くのカスタマーやファンにアピールしたからである。

 だがこの25thアニバーサリーの前作となる5000QVも、ランボルギーニにとっては決して失敗作ではなかった。

 5000QVもクライスラーの意向により、インジェクション付きのアメリカ仕様がきちんと用意されたという事情もあり、こちらも実は632台の生産がおこなわれたヒット作だったのだ。

 ちなみにファーストモデルのLP400は150台、LP400Sは237台、LP500Sは321台が生産されたというのが定説となっている。

【画像】ザ・スーパーカーな「カウンタックLP500S」とは(15枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー