憧れのブランドはBMWだけどコンパクトカーが好き!? コロナ禍で変わった「クルマへの興味」
パーク24が、同社が運営するドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した、「クルマへの興味」に関するアンケート結果を発表しました。
憧れる理由は「デザインが好きだから」
時間貸し駐車場やカーシェアリングサービスを手掛けるパーク24が、「クルマへの興味」に関するアンケート結果を公開しました。
同調査の対象となったのは、同社が運営するドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ会員」のなかで、2019年9月1日以降に入会し、直近でパーク24グループのサービスを利用した人5051人で、調査期間は2020年9月1日から2020年9月7日です。
まずは、好きなクルマの種類を聞いてみたところ、好きなクルマの種類は「コンパクトカー」が26%でトップでした。次いで「SUV」が23%、「ミニバン」・「軽自動車」・「セダン」が13%、「スポーツカー」が10%となっています。
カーシェア会員に限定すると、30%が「コンパクトカー」と回答しており、非会員の16%を14ポイント上回る結果となっています。
カーシェアはコンパクトカーが中心にラインナップされており、カーシェア会員の人にとっては身近なクルマの種類であることが影響した可能性があります。
一方で、非会員は「SUV」が21%、「軽自動車」が19%、「ミニバン」が17%となりました。
男女別で見ると、男性はSUVが25%と最多で、以降、コンパクトカーの23%、セダン・ミニバンの14%と続く結果です。
女性は、コンパクトカーが34%、軽自動車が21%、SUVが18%の順となり、男女で好みに違いが出ています。
一度は乗ってみたい憧れのカーブランドについては、トップは「BMW」の12%、2位は「レクサス」で11%、3位は「メルセデス」・「ポルシェ」の9%という結果でした。
また、過去3回の調査(2019年/2018年/2016年)で1位だった「フェラーリ」は、8%で5位と、低迷しています。
1位となったBMWが、年代別、男女別、会員属性別のすべてにおいてトップ3に入っており、幅広い層から人気を集めているだけでなく、BMW・メルセデス・ポルシェ・レクサスの4つの高級ブランドが、上位を占める結果となりました。
憧れのカーブランドを選んだ理由は「デザインが好き」が54%でもっとも多く、2位の「ステータスを感じられる」の29%を25ポイントも上回っています。
以降「性能が良さそう」が24%、「乗り心地が良さそう」が20%と続く結果となりました。
憧れのカーブランドトップ3の選んだ理由を見ると、BMW、レクサス、ポルシェはデザインが好きと回答した人がもっとも多く、メルセデスはステータスを感じられるが半数以上となっています。
年代や性別による大きな違いは見られませんでしたが、好きな車種については、男性のトップがSUV、女性はコンパクトカーと異なる傾向となりました。
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パーク24は同調査結果について、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響により駐車場の利用が減少した一方、クルマを持たない人が密を避けた移動手段としてカーシェアを利用したこともあり、アンケート回答者におけるカーシェア会員の比率がこれまでより高くなったとしています。
そのため、回答者のクルマの保有率がこれまでと大きく異なっており、設問に対する回答傾向も従来とは異なる新型コロナ禍ならではのものとなったようです。
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