意外!? マラドーナの愛車はBMW「i8」とロールス・ロイス「ゴースト」だった!

マラドーナ効果で落札価格も高くなるか?

 マラドーナはその後、ボカ・ジュニアーズやバルセロナ、ナポリといったクラブでプレーを続けて引退、指導者となる。2010年のワールドカップで、アルゼンチン代表監督をしていたマラドーナを、実際に見たことがある人もいるだろう。

●2016 ロールス・ロイス「ゴースト」

マラドーナが、2011年にUAEのクラブから監督として招聘されていた期間に所有していたロールス・ロイス「ゴースト」(C)2021 Courtesy of RM Sotheby's
マラドーナが、2011年にUAEのクラブから監督として招聘されていた期間に所有していたロールス・ロイス「ゴースト」(C)2021 Courtesy of RM Sotheby's

 アルゼンチン代表は、準々決勝のドイツ戦で敗退し、マラドーナは監督を解任されたのだが、2011年にUAEのクラブが監督として招聘。いくつかのクラブの監督を続けたのち、2018年にメキシコ、2019年には母国アルゼンチンのクラブでごく短期間監督を務めたが、すぐに辞任している。

 この経歴からもわかるように、2016モデルのゴーストと2014モデルのi8は、UAE時代にマラドーナが使用していたクルマだ。

 ゴーストは、現在の走行距離が約2万6000km。記録によるとマラドーナが乗っていたのは、約5000kmとのことで、セカンドオーナーの手に渡ったのち、約2万km走行時に整備がおこなわれている。

 それだけにクルマ自体の状態は非常に良く、内外装や機能はすべて、パーフェクトな状態を保っている。

 i8の状態も非常にいい。ハーマン・カードンのオーディオシステムなど、さまざまなオプションが装備されているこのクルマの走行距離は、現在約1万500km。マラドーナが所有していたのは2018年11月までで、そこでセカンドオーナーの手に渡り、直近では2021年1月に点検整備されている。

 この両車、たとえばサンバイザーの裏などに、マラドーナのサインが入っているなどということはない。しかし、その来歴ははっきり確認がとれている正真正銘の「元マラドーナの愛車」たちである。

 クルマとしての状態がいい上に、マラドーナが所有していたというプレミア込みで、ゴーストは12万−15万ユーロ(邦貨換算約1540万−約1930万円)、i8は6万−8万ユーロ(邦貨換算約770万−約1030万円)という予想落札価格が提示されている。

 はたしていくらで落札されるのか、ひとりのマラドーナファンとして、興味津々である。

【画像】マラドーナが運転したコックピットを見る!(26枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー