「CX-ハリアーって言わないで!」なぜ新型「ヴェゼル」はSNSで話題に? 大反響に困惑の声も!
「リアはハリアー似」という声も…世界的なトレンドなのに…。
次にサイドを見ると、初代ヴェゼルは半円型ルーフラインとボディパネルのキャラクターラインによって、車両後端に向かって絞り込まれるようなスタイルでした。
しかし、新型ヴェゼルではほぼフラットに伸びるルーフラインと、前後一直線に貫かれたサイドのキャラクターラインによって伸びやかさを強調。
また、傾斜がついたリアガラスによって、スタイリッシュでクーペライクなフォルムを作り上げています。
新旧モデルの共通点としては、リアドアのドアノブが挙げられ、リア窓フレームと一体化させ、ブラックアウトしています。
ヴェゼルのクーペライクなフォルムの演出に一役買っているドアノブは受け継がれているようです。
リアに関して、初代ヴェゼルでは左右独立のリアコンビランプとU字型のプレスラインにより、抑揚のあるスタイルとなっていました。
しかし、新型ヴェゼルでは左右のリアコンビランプをガーニッシュと共に一直線に繋げ、抑揚のあるプレスラインを少なくしています。
なお、SNSでは「リアのデザインがハリアー」似ているという声があります。これは、新型ヴェゼルにおいてリアのLEDコンビネーションランプのデザインが昨今のSUVにおける横一文字になっていることが要因です。
とくに、新型ヴェゼルは先代となる3代目ハリアーのテールランプに近しいデザインとなり、外から下へ向かって弧を描き、車両中央へ近づくにつれて緩やかに上へあがったような造形となっています。
前述の販売店スタッフは「横長のテールランプはハリアーに限らずさまざまなモデルで採用されているデザインですので、ハリアーだけに限られると困惑します」と説明しています。

また、ナンバープレートの装着位置が、初代ヴェゼルはバックドア中央であったのに対し、新型ヴェゼルではバックドア下部に変更されました。
ナンバープレートの位置が変わったことで、重心が低くなったように見え、落ち着きのあるリアビューを作り出しています。
加えて、新型ヴェゼルではフロント・サイド・リアのボディ下部と、ホイールアーチに樹脂製ブラックパーツを装着。よりSUVらしいタフなスタイリングとなっています。
※ ※ ※
新型ヴェゼルは、外装デザインが一新され、上品で上質なクロスオーバーSUVへ変わりました。
また、初代ヴェゼルで多く使われていたキャラクターラインやボディのプレスラインが、少なくなったため、シンプルでクリーンなスタイルになったといえます。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。






































