ジラール・ペルゴとアストンマーティンがコラボ! 両ブランドにとってのメリットとは?
アストンマーティンがジラール・ペルゴを公式ウォッチパートナーとして発表した。ジラール・ペルゴとは、どのようなマニュファクチュールなのだろうか。
ジラール・ペルゴのロゴが、アストンマーティンF1を飾る!
2021年2月22日、ジラール・ペルゴが、アストンマーティンの公式ウォッチパートナーとなることが発表された。スイスのマニュファクチュールであるジラール・ペルゴは、1791年創業の時計製造で最古のブランドのひとつだ。一方のアストンマーティンも1913年(ラゴンダは1899年)に創設された、歴史あるラグジュアリーカーメーカーである。
このふたつのブランドの共同製作による限定生産の時計が、まもなく発表される予定だ。
2021年に創立230周年を迎えるジラール・ペルゴの歴史を彩る作品の数々は、美しさと機能性が巧みに融合されているのが特徴だ。例えば、1975年生まれの「ロレアート」や、ブリッジを単なる技術的な要素から時計に不可欠な一部に変えることで「見えないもの」を見えるようにした時計界初の伝説の「スリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨン」などがそうである。
アストンマーティン・ラゴンダCEOであるトビアス・ムアース氏は、次のようにコメントしている。
「今回のようなパートナーシップの真のメリットは、両社に共通する核心的価値がほぼ同じであっても、ふたつのブランドがお互いから多くを学べるということです。
ジラール・ペルゴは、素材と新しいテクノロジーの使用によって数多くの製品を生み出している革新的メーカーです。両社が製作する魅力的な高級製品はいずれも、美しいデザインとパワフルな性能を備え、完璧に仕上げられています」
また、ジラール・ペルゴCEO、パトリック・プルニエ氏は、次のようにコメントした。
「2021年は、ジラール・ペルゴおよびアストンマーティン両社にとって重要な年です。ジラール・ペルゴは、時計製造において230周年を迎え、アストンマーティンは、ワークスチームとして60年ぶりにフォーミュラ1に復帰しました。
この記念すべき年に両社が特別な共同作業をおこなうことは、この節目の年に対する認識と感謝を表す最高の方法です」
バーレーンでの2021年F1シーズン開幕時には、アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラ1チームの車両には、ジラール・ペルゴのロゴやマークが付けられることになっている。
アストンマーティンとジラール・ペルゴのコラボレーションにより製作される最初の時計の発表は、2021年後半になる予定だ。
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