安い・速い・楽しい! 100万円の予算で狙えるスポーツコンパクト3選

ルノー車の末弟ながらホットなモデルとは!?

●ルノー「トゥインゴ ルノースポール」

過激すぎないフレンチホットハッチの「トゥインゴ ルノースポール」
過激すぎないフレンチホットハッチの「トゥインゴ ルノースポール」

 欧州車のなかでも独特な価値観で高性能モデルをラインナップするのがフランス車です。庶民の足となるようなモデルでも、伝統的にホットなグレードを設定しており、そのなかの1台がルノー「トゥインゴ ルノースポール」です。

 初代トゥインゴは1992年に誕生したAセグメントのコンパクトカーで、日本には1995年から販売され、輸入車ながら安価な価格によって人気を獲得。

 2007年に登場した2代目では、高性能グレードで1.2リッターターボの「GT」を設定し、さらに自然吸気エンジンの「ルノースポール」がラインナップされました。

 ルノースポールのエンジンは1.6リッター直列4気筒で、最高出力133馬力を発揮し、トランスミッションは5速MTのみ。

 足まわりのセッティングは「シャシ・カップ」仕様と呼ばれるハードセッティングで、まさにフレンチホットハッチの代表的存在です。

 また、ほかにもスポーティながら豪華仕様の「ゴルディーニ」や、限定モデルの「レッドブル・レーシング RB7」などをラインナップ。

 中古車市場ではターボモデルのGTで70万円前後、ルノースポール、ゴルディーニでも100万円を下まわる物件が散見されます。

 なお、現行モデルは3代目で、リアにエンジンを搭載するRRとなり、いまもMT仕様が日本でも販売されています。

※ ※ ※

 ハイパワーなエンジンを搭載したスポーツカーは大いに魅力的ですが、日本の公道ではフラストレーションを感じてしまうことも多いのではないでしょうか。

 一方で、ローパワーで軽量、シャシ性能が高いクルマは、速度域に関係なく運転しているだけで楽しさを味わうことができます。

 国産メーカーでは1.5リッタークラスのコンパクトカーが得意分野ですから、安価なスポーティグレードがもっと増えることに期待したいところです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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