どう運転すればいい? トヨタが凍結道路の安全な運転方法をアドバイス

雨天時や冠水した道路での運転のアドバイスも

 雨が降ると視界が悪くなり、制動距離が長くなるため、クルマと前方の車両との距離を2倍にすることをお勧めします。

 夜間に限らず、視界が悪くなったときは、道路交通法に基づいてヘッドライトを使用しましょう。

豪雨により視界不良となった道路のイメージ
豪雨により視界不良となった道路のイメージ

 ライトとワイパーの状態を定期的にチェックし、必要に応じて電球とブレードを交換します。

 雨などの水が溜まったことでステアリングが軽く感じたり、反応しなくなった場合は、アクセルを緩めて徐々に減速してください。

 道路が冠水している場合は、縁石のそばにある水深が深くなっている場所を避けてください。

 万が一、溜まっている水のなかをとおることになった場合は、エンストしないようにエンジンの回転数を上げてゆっくりと運転してください。

 近づいてくるクルマが立てる波によって、対処しなければならない水の深さが増すことがあるので注意しましょう。

 深い水溜まりを横断しようとしないでください。クルマはわずか2フィート(約60cm)で浮きあがってしまいます。

 霧はもっとも危険な気象条件のひとつです。視界不良のために、1台のクルマが事故を起こすと他のクルマを巻き込む可能性が高まるためです。自分と前のクルマの車間距離は、少なくとも3秒の距離を置きましょう。

 また、ヘッドライトやフォグランプを使用して、他のクルマからの視認性を高めることも有効です。

 交差点では、窓ガラスを下げて交通状況を確認してください。

 強風時の運転は、いつでも突然の突風が吹く可能性があることに注意してください。

 ハンドルをしっかり握り、車線を維持するためにコースを修正したり、他のクルマや飛来物を避けるための準備をしておきましょう。

※ ※ ※

 路面の凍結や冠水、霧など、クルマを運転しているなかで避けることができない天候などの影響による危険な状況は多々あります。

 まずは、天気予報を確認し、どうしても避けきれなかった場合は、上記の内容に注意してクルマを運転するように心がけることが大切です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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