「クルマに求める燃費は最低いくつ?」 ユーザーは現実的な数値を求めていた?
一般的に新車を購入する際において、「燃費性能」は重要視される項目です。では、日常の移動手段として地方部などでも活躍する軽自動車に対して求められる燃費とは、最低どれほどのものなのでしょうか。
軽自動車に求める燃費数値とは?
日本は、1990年代からクルマの燃費性能を各社で競い合う「燃費競争時代」に突入していました。
現在でも、新車購入時のポイントとして「低燃費」を求めるユーザーが多くいるため、自動車メーカーも燃費性能の良さをセールスポイントとして挙げている例も少なくありません。
では、実際にユーザーが求める「燃費」はどのくらいあれば良いのでしょうか。
軽自動車は、車両価格や維持費が普通車よりも安いことや、広い室内空間などによる使い勝手の良さにより幅広い世代から支持を集めており、現在では新車市場の4割を占めるほどに成長したジャンルです。
かつて、軽自動車においてはダイハツ「ミラ」とスズキ「アルト」が長きに渡り販売合戦を繰り広げており、そのひとつには燃費性能も挙げられます。
現在のWLTCモードにおいて、燃費数値が良いのは、スズキ「ワゴンR」が25.2km/L、同じくスズキ「ハスラー」やダイハツ「ミラ・イース」が25.0km/Lとなり、軽自動車市場で6年連続の販売首位を記録しているホンダ「N-BOX」は21.8km/Lです。
今回、くるまのニュースでは公式SNSで「軽自動車において、最低どれくらいの燃費を希望しますか?」というアンケートを実施。
1リッター当たりに求める燃費で回答が多かった順では「20km以上」、「25km以上」のふたつが半数を占め、残りが「15km以上」、「30km以上」、「40km以上」となりました。
軽自動車は遠出をするというよりは、近所の移動手動として活用するニーズが多いということもあり、普通車のように極端な低燃費を求めているわけではないようです。
今後、軽自動車の電動化は避けられない状況ですが、ハイブリッド車を含む電動車が主流となった際には、さらなる燃費性能の向上が期待されます。
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