日産「GT-R」を500万円以下で買える!? R35を狙うなら「今」かもしれない
「スカイライン」の名称が外れた「GT-R(R35型)」が2007年12月に登場してからに早14年目。現在の中古車市場はどうなっているのでしょうか。
GT-Rは市場でどのモデルが狙い目?
2007年12月に新生「GT-R」として登場したR35型GT-Rは、それまでの「スカイライン」の名称が外れたモデルとして大きな話題となりました。
現在の新車価格は、約1233万円から2420万円と手が届きづらいですが、中古車市場ではどのような価格相場となっているのでしょうか。
GT-Rは、登場以降に年次改良を続けており2007年モデルと2021年モデルでは、同じR35型GT-Rでもその性能は大きく異なります。
そのため、初期型となる2007年に登場したR35型GT-Rは777万円から登場していたこともあり価格も大きく下がっているはずです。
しかし、GT-Rは日本以外でも人気が高いことから、販売先として輸出されるケースもが多く、中古車販売店でも販売価格が海外で販売したほうが高く売れることから、国内にある台数が減少してきているといいます。
現在の国内中古車市場では、どのようなR35型GT-Rが狙い目なのでしょうか。
例えば、新車価格が930万円だった2008年式の「Premium editiion」は走行距離が6万9000キロで500万円ほどの価格で販売されています。
車両状態も良く、ボディーカラーがシルバーと、比較的人気がある個体でも、狙い目といえる価格で購入することができます。
違うグレードでは、新車時に880万円だった2008年式の「Black edition」は、走行距離4万キロとなり570万円ほどで販売されています。
国産スポーツカーなどを専門に扱う中古車バイヤーのA氏は次のように説明しています。
「最近では、初期型の価格が徐々に落ち着いてきた印象があります。やはり、2008年式は2021年で13年超えとなり税金が上がる対象になったことが影響しています。
また、クルマは年々進化しており、500万円強の価格で最新のスポーツモデルも手に入るため、国内であえて初期型のR35型を購入するメリットはカスタマイズのベースとして購入する以外は少なくなってきていると思います。
そのため、初期型は海外向けに販売することも多くなっていますので、今後は国内での初期型の流通数は減るかもしれません」
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クルマ好きなら1度は憧れる「GT-R」。最近では、第二世代GT-RとなるR32、R33、R34が国内外で人気を博しています。
そうしたこともあり、あえてR35型GT-Rの初期型を狙う人は少ないともいえ、狙うには丁度良いのかもしれません。
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