昭和のコワモテがカッコイイ! オラオラ系じゃないのにイカツい車5選
クルマの外観デザインで重要なのがフロントフェイスです。文字どおり「顔」にあたり、そのクルマを見た時の第一印象を決定するといっても過言ではありません。近年はミニバンを中心にコワモテな顔が流行っていますが、かつてもスポーティなクルマにはイカツい顔のモデルが存在。そこで、昭和の時代に発売されたコワモテ車を、5車種ピックアップして紹介します。
昭和のとびきりイカツいクルマを振り返る
クルマの外観は価格や性能と並び、販売台数を左右する重要な要素です。とくにフロントフェイスは文字どおりクルマの「顔」にあたり、多くのユーザーがフロントフェイスを見た第一印象で、好きか嫌いかを判断することもあります。
近年は切れ長のヘッドライトに大型のフロントグリルを組み合わせた「オラオラ顔」が、ミニバンを中心に流行しており、コワモテな顔がトレンドです。
一方で、かつては現在のようにヘッドライトのデザインに自由度がなかったにも関わらず、スポーティなモデルではイカツいクルマも存在。
そこで、昭和の時代に発売されたコワモテ車を、5車種ピックアップして紹介します。
●日産3代目「シルビア」
1965年にデビューした日産初代「シルビア」は少数生産のスペシャリティカーで、かなり高額なクルマだったことから庶民には手が出せませんでした。
7年ほどのブランクの後、1975年に登場した2代目では量産スポーティモデルとなりますが、アメリカ市場を意識したデザインは賛否が分かれ、販売は低迷してしまいます。
そこで、1979年にモデルチェンジされた3代目では直線基調のシャープなフォルムに変貌。2ドアクーペと3ドアハッチバックをラインナップし、若い世代から人気となりました。
フロントフェイスは先代の丸目2灯ヘッドライトから角型4灯式となり、力強さが感じられる精悍な顔で、実際に高性能グレードには、最高出力150馬力とパワフルな2リッター4気筒DOHC16バルブ「FJ20E型」エンジンを搭載。
スポーティなシルビアのイメージが確立し、代を重ねても受け継がれていきました。
●三菱「ギャランGTO」
1969年に発売された三菱「コルトギャラン」は、美しいデザインの国産4ドアセダンとして人気となりました。
そして、スポーツカーのニーズが高まり始めていた1970年に、2ドアハードトップの派生車「コルトギャランGTO」が登場。
丸目4灯のヘッドライトを配置した逆スラントノーズのフロントフェイスは、先行車を睨みつけるようなシャープな印象です。
また、フロントノーズからテールエンドまで続く「ダイナウェッジライン」と呼ばれたラインと、トランクリッド後端を跳ね上げらせたダックテールによって、国産車離れしたスタイリッシュなボディと評されました。
エンジンは、当初1.6リッター直列4気筒SOHCのみでしたが、発売から数か月後にはDOHCヘッドを搭載した「コルトギャランGTO MR」を追加。
1973年には2リッターエンジンを搭載する「コルトギャランGTO GS-R」が登場し、太いタイヤを収めるためのオーバーフェンダーが装着されるなど、さらに迫力ある外観へと変貌しました。
●マツダ「サバンナ」
1967年にマツダは世界初の量産ロータリーエンジン搭載車「コスモスポーツ」を発売。その後、ロータリーエンジン搭載車の拡大を図りました。
そして、1971年に登場した初代「サバンナ」は2ドアクーペと4ドアセダンが設定され、491cc×2ローターの「10A型」ロータリーエンジンを搭載した高性能モデルながら比較的安価な価格設定で、若者を中心に人気が高まります。
1972年には、最高出力120馬力を誇る573cc×2ローターの「12A型」ロータリーエンジンを搭載した「サバンナGT」を追加ラインナップするなど、さらに高い動力性能を発揮して、ライバルに対してアドバンテージを築きました。
外観もパワフルなエンジンにふさわしく、中央が尖ったフロントノーズの下に大きく開けられたハニカム状のフロントグリル配置し、丸型4灯式ヘッドライトと相まって力強さをアピール。
さらに1974年のマイナーチェンジでは逆スラントノーズに改められ、さらに眼力の鋭さがアップするなど、硬派な印象を強めました。
こういう特集いいね 記者さんが嘆くように今どきの車オラオラばかりで,街が険悪化している
トヨタの最高幹部がダサい車を追放しろといって出てきたのがエイリアンVS.プレデターにヘビの眼を合成したのがオラオラ 名だたる欧州の名車まで真似する事態ですが、もういいでしょう