BMW新型「M5 CS」登場 Mモデル史上最強の635馬力で最高時速は305km!
独BMW M社は2021年1月27日、ハイパフォーマンスモデル「M5」をベースに軽量化やチューンナップを施した「M5 CS」を発表した。
0-100km/h加速はわずか3.0秒 最高速度は305km/h
独BMW M社は2021年1月27日、ハイパフォーマンスモデル「M5」をベースに軽量化やチューンナップを施した「M5 CS」を発表した。
M5 CSは、2020年9月に日本でも登場した新型「M5コンペティション」をベースにしたモデルで、「CS」とはクラブスポーツ(Club Sport)の略となる。
運転席と助手席に設定されたMカーボンシートをはじめ、さまざまな専用カーボン製パーツを採用することで、M5コンペティションよりも約70kgの軽量化を実現している。
搭載する4.4リッターV型8気筒ツインターボエンジンは、M5コンペティションよりも10psアップの最高出力635ps/6000rpmを発生。これはBMW Mの歴史の中でもっとも強力なパワーユニットということだ。ちなみに最大トルクは750Nm/1800-5950rpmと、M5コンペティションと同等だ。
トランスミッションはドライブロジックを備えた8速Mステップトロニック(8速AT)で、駆動方式はMxDrive(全輪駆動)。後輪駆動の「2WDモード」も備えている。
これらにより、0-100km/h加速は3.0秒、0−200km/hは10.3秒、最高速度は305km/h(リミッター)というパフォーマンスを発揮する。
M5 CSは後席シートを持つ4人乗りモデル。ヘッドレスト一体型のフロントMカーボンシートにはM5のロゴとともに、伝説的なニュルブルクリンクの図柄が入る。
Mアルカンターラステアリングホイールは赤いセンターマーカーが施され、クラシックなレーシングカーの雰囲気を醸し出している。シフトパドルはカーボンファイバー製で、ステアリングホイールのスポークはブラッククロームトリムになる。
エクステリアでは、キドニーグリルに「M5 CS」バッジが装着される。トランクリッドやアルミホイールは、大胆な色合いのゴールド・ブロンズで仕上げられる。ホイールはYスポークデザインの20インチM鍛造ホイールになる。
BMW レーザーヘッドライトのL字型ライトチューブは、スイッチを入れるとホワイトではなくイエローに点灯する。これはGTレーシングカーを彷彿とさせるものだ。
ボンネットやフロントスプリッター、ドアミラーキャップ、リアスポイラー、リアディフューザー、Mパワーエンジンコンパートメントカバー、インテークサイレンサーは、すべてカーボンファイバー(CFRP)製となる。
M5 CSは、2021年春に欧州市場に導入される予定。ドイツでの車両価格は18万400ユーロ(日本円で約2280万円)だ。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。