スバル新型「アウトバック」はタフでスタイリッシュに進化! 豪仕様は2.5Lエンジン搭載
スバルのクロスオーバーSUV「アウトバック」の新型モデルが、オーストラリアで2021年3月に発売されることが明らかになりました。一体どのようなモデルになるのでしょうか。
オーストラリアで新型アウトバック登場へ
スバルのオーストラリア法人は、クロスオーバーSUV「アウトバック」の新型モデルを2021年3月に発売することを明らかにしました。
北米で2019年秋にフルモデルチェンジして6代目となったアウトバックですが、オーストラリア仕様はどのようなモデルとして登場するのでしょうか。
新型アウトバックは、従来モデルよりも剛性を高めた「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」を新たに採用し、ステアリング操作に対する正確なレスポンスや快適な乗り心地、静粛性の高い室内を実現しました。
外観のデザインも一新し、タフさとスタイリッシュさを兼ね備えたスタイルとなります。
新デザインのフロントとリアのバンパーには、ブラックとシルバーのクラッディングが施されました。
内装は高級感のある仕立てで、やわらかいナッパレザーアクセントのシートトリムを採用。
インパネ中央には大型タブレットのような11.6インチのタッチスクリーンディスプレイが備わり、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応したインフォテインメントも搭載されます。
新型アウトバックは室内を拡大し、ゆったりとしたリアスペースを確保。ゆったりとした乗り心地を実現しました。
また、シートは疲労軽減、身体のサポート、快適性の向上に加え、前後席にシートヒーターも装備し、ドライバーと同乗者がより快適に過ごせるように設計されています。
運転支援システムとして最新世代の「アイサイトドライバーアシストシステム」を搭載。
「フォレスター」に初めて採用された「ドライバーモニタリングシステム」も備わり、シートポジションやドアミラー、エアコンなど、ドライバーに合わせて自動調整することができます。
パワートレインは、2.5リッター水平対向4気筒直噴エンジンですが、90%もの部品が新しくなっています。
また、トランスミッションはリニアトロニックCVT(マニュアルモード付)が組み合わされますが、静粛性の向上や軽量化を図るため、80%の部品が新設計されました。
これらの改良により、従来モデルの2.5リッターエンジンと比較して、振動が少なく、加速音も減少したことから、室内の静粛性がアップしています。
駆動方式はシンメトリカルAWDを採用。悪路走破性を高める「X-MODE」も搭載しました。
グレードは3タイプが用意され、標準グレードと、撥水シートやハンズフリー電動テールゲートなどを装備する「スポーツ」、電動サンルーフやステアリングヒーターを備えた最上級の「ツーリング」がラインナップされました。
オーストラリアでの価格は4万4783豪ドルから5万2923豪ドル、日本円で約359万円から約424万円です。
なお、オーストラリア仕様の新型アウトバックは、群馬県太田市のスバル群馬製作所 矢島工場で製造されます。
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日本でも「レガシィ アウトバック」が2021年にフルモデルチェンジするといわれていますが、日本仕様として独自に開発を進めているところだとスバルはいいます。
日本仕様のパワートレインは、オーストラリア仕様に採用された2.5リッターエンジンや、北米仕様の2.4リッターターボエンジンではなく、新型「レヴォーグ」などに搭載されている1.8リッターターボや、さらには2リッターハイブリッドの「e-BOXER」を搭載する可能性もありそうです。
国内では、セダンタイプの「レガシィ B4」が2020年6月に生産終了しており、レガシィを継承するのはアウトバックのみとなりました。
新型アウトバックがどのような仕様で登場するのか、楽しみに待ちましょう。
北米に続き右ハンドルの豪州も新型にチェンジしたのに、
なぜ、日本国内販売は後回しにされるんだろうか?
最近の日本車メーカーは自国のファンを大事にしない、
だから軽や小型自動車より上のクラスが軒並み外車に人気を奪われてる事に気づいてないのか?