ロータスから新スポーツカー「タイプ131」の生産発表!!

ロータスの歴史を彩ったクルマたち

 新たなロータスの幕開けを象徴するType 131の生産に伴い、「エリーゼ」、「エキシージ」、「エヴォーラ」は2021年についに生産終了となる。そこで、これまでのモデルの歴史を簡単に振り返ってみよう。

「Type 131」からロータスの新章が次々と始まるようだ
「Type 131」からロータスの新章が次々と始まるようだ

 まず、1995年に発表されたエリーゼは、当時一大センセーションを巻き起こした。押し出し成型で生産され接着結合されたアルミニウムフレーム、ハイテクコンポジット、軽量化ノウハウの先駆的な使用により、少量販売のスポーツカー業界に革命をもたらしたからである。

 このエリーゼで開拓された技術を用いて、2000年に発売されたエキシージはすぐに「公道を走るレースカー」の代名詞にまで登り詰める。

 エキシージは、ロータスに期待される安全性と進歩性を備えながら、もっとも条件の厳しいサーキットでの高い運動性能を実現しつつ、公道においてもドライバーにエキサイティングな走りを提供する能力を示した。

 エヴォーラは、収益性の高いスーパースポーツカーとしてロータスを導き、同業他社よりもドライバー重視で多用途のロードカーとして認められるに至っている。モータースポーツでも、エヴォーラは世界中のナショナルGTチャンピオンシップで優勝し、ルマンで表彰台を獲得するほどのレガシーを得たモデルだ。

 新たなロータスのモデルは、こうした近年の歴代モデルで培ってきた能力やテクノロジーを取り入れつつ、ロータスが最優先に掲げている「For The Drivers」を具現化したモデルとなるだろう。Type 131の続報が待たれる。

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