トヨタが「パリピ仕様」を開発!? 「シエナ」がDJブースに! 本気度がヤバい!
世界各地でパーティーを楽しむ文化はありますが、なかでも米国はとくにその文化が浸透しています。そんな米国において、トヨタのミニバン「シエナ」をベースにカスタムされた「シエナ リミックス」というパリピ仕様が存在していたようです。
パリピ仕様のトヨタ「シエナ」の本気度がヤバい
トヨタが日本市場で展開するミニバンには「シエンタ」、「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」、「アルファード/ヴェルファイア」、「グランエース」があります。
北米市場では、全長5mを超える「シエナ」がラインナップされていますが、かつて「DJ シエナ」ともいえるパーティー仕様のシエナがお披露目されました。
北米市場でのシエナは、ファミリーユースを前提としたモデルとして現地では、「サッカーの練習に子供たちを通わせる母親」の愛称のサッカーマムから絶大な評価を得ているモデルです。
現行シエナは、2020年に4代目モデルが登場していますが、3代目モデルではまさにパーティーをするための「シエナ リミックス」というコンセプトカーが存在しました。
3代目モデルのボディサイズは、全長5085mm×全幅1986mm×全高1750mm、ホイールベース3030mmです。
この3代目モデルをベースにパーティー仕様に仕立てたシエナ リミックスは、米国で毎年開催される世界最大級のカスタムイベントとなる「SEMAショー2014」でお披露目しました。
シエナ リミックスのエクステリアは、カスタムメッシュホイール、ブラックアウトされたグリルやエンブレム以外はベースモデルに近いものになっています。
しかし、いくつかのスイッチを押すとルーフから電動ポップアウトによって、2台の40インチ液晶モニター、4台の12インチサブウーファー、16台のスピーカー、2本のLEDバーで構成された360度のAVシステムが映画「トランスフォーマー」のように変形して真の姿を現します。
また、トランクを開けると8つのスピーカーを含む完全に機能的なDJブースが現れ、5つのアンプと2つの32バンドイコライザーが格納された本格的なオーディオシステムが登場。
北米トヨタのナショナルマネージャーであるスティーブ・アペルバウム氏は次のように述べています。
「シエンナ リミックスは、あらゆるステージで音楽が私たちの生活のなかで大きな役割を果たしていることを教えてくれます」
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このシエナ リミックスが一家に一台あれば、どこでもパーティーが開けるという楽しいコンセプトカーですが、残念ながら市販化はされていません。
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